禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2007年04月

INOKI GENOME 3

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去年2度ほどネタにさせていただいたアントニオ猪木氏の主宰する格闘技イベント『イノキゲノム』ですが、最近になって思わぬ方向に話が進んでいるので、このままウヤムヤになるであろうとタカをくくっていたゲノムウオッチャー達も再び(や三たびか、四たびかもしれないけど)注目しております。今年の正月には、2007年大晦日に北朝鮮で総合格闘技大会を開催する計画があることを明かし「まず(11月に延期になった)韓国大会を成功させて、年内に北朝鮮につなげたい」なんて発言をしていた猪木氏ですが、3月に入ると『イノキゲノム』を単発イベントでなく、団体として立ち上げることを発表!IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)を名乗り「また、いつものホラか?」と半信半疑のマスコミを尻目に、15日には1億円の資本金で会社登記を済ませ、4月1日には銀座に事務所までかまえてしまった(しまったってこたないけど)。

会社設立発表と同時に6月29日に両国国技館で旗揚げ興業「闘今BOM-BA-YA」の開催を報じていたが、去年と違い今回はちゃんとチケットも発売開始!が、しかし…興業のポスターを飾っているのは現役時代の猪木氏の写真ばかりがズラリ…そう、いまだに参加選手は確定していないのだ(参加表明してたり、参加が噂されてる選手は何名かいるが)。ちなみに、IGFを全面的にバックアップしているのは池袋と那覇に『アントニオ猪木酒場』をオープンさせ、それなりに成功しているコンサルティング会社である。はてさて、1年の時を経てついに開催が本決まりになった『イノキゲノム』だが、いったいどんな大会になることか…最近は、猪木氏の珍言もめっきり少なくなってしまったが(去年のように「大会の内容はほとんど決まっているし、会場も押さえてある」みたいなキツいウソをつかなくていいから暴走する必要がないのね)今後も、参加選手やカードが決まっていく中で、さらなる迷走を期待したいものです。

 ・IGFオフィシャルサイト
 ・過去ログ:INOKI GENOME:2006-7-29
 ・過去ログ:INOKI GENOME 2:2006-11-17

  

Fecal impaction

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先週、お腹が痛くて病院に行った。場所が右下腹部だったため「虫垂炎じゃなかろうか?」と心配だったが、レントゲンを撮ったら「宿便が詰まってますね」とのことだった。痛くなったここ数日も普段と変わらず(量は少なめだったが)便通はずっとあったので「出てるのに詰まってるとは?」と思ったが、先生も頭をひねっていた。整腸剤をもらい、2日間の検便…最近は、検便て便を取らないのね!プラスティックの爪楊枝のようなものをプスリプスリと何度か便に刺し、試験管のような形状のケースにキュッと納めるだけ…これで大丈夫かしら?という気もしたが、大丈夫らしい。納得できない人が、爪楊枝にみっちりつけたりする事もあるらしく「あまりたくさんつけないでください」という注意書きがあった。いつも下痢気味で、血便が出ることも少なくない自分としては「虫垂炎じゃないってことは…まさか大腸ガン?便が出てるのに詰まってるってことは大腸の中のガンが大きくなって塞いでいるのでは?」と戦々恐々だったが、検便の結果も問題なく腹痛も2~3日すると納まってしまった。最後の診察の時に「何で詰まったか原因はわかんないけど、その腹をどうにかしなさい。やせろ」と言われた。あ、やっぱコレね…みたいな。今回のことで色々調べてて驚いたんだけど、宿便てオカルトなのね!よく健康食品のCMとかで図解されてるみたいな、大便が腸内にとどまってる状態はウソらしいよ。だから、実際とどまっちゃうとこんなに痛くなるんだな。

wikipedia「宿便」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%BF%E4%BE%BF

職人の仕事

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会社の近くの河原で、来年公開される映画『おくりびと』のロケが行われていた。つぶれたパーマ屋だった店鋪が映画の美術スタッフの手によって、うんと雰囲気のある建物に様変わりしててビックリした。昨日は本木雅弘と広末涼子が撮影に来ていたらしく、スタッフが大勢いて近付けなかったが今日は誰もいなかったので、じっくり観察…思ったよりしっかりしてて、汚し方も丁寧(変な言葉だな)で何だか感心。映像で見るのが楽しみだ…ほんの数分のシーンらしいけど

写真を撮っていたら、ボクと同じようなじいさんが来て腕組みしながらセットを凝視。「は~ん、てえしたもんだな」「ですね」と間抜けなやりとりをして会社に戻った。

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微妙な贈り物

千葉に住む母親が誕生日だったので本を送った。んで昨夜、お礼の電話がきた…しばし雑談したのち「おやすみなさい」と受話器を置いて、目の前にいた妻に改めて聞いた「やっぱ、あの本はまずかったかな?」「うん(キッパリ」「え、ダメだと思ってた?」「送るって時にどうかと思ったけど、おとうやん言っても聞かないから」「まあ“よせ”と言われてもよす気はなかったけどさ…ちょっと反応が微妙だったかも」「でしょ」「やっぱ、誤解されたかなあ」どうも微妙な本を選んでいたのはボクも自覚してはいたが、自分が父母と同じ年代だったらとても知っておきたいと思わせるような内容だったし、や、そもそもインターネットのサイトで公開されている文章なので、母親がネットを使いこなせる人であれば本を送る必要もないのだが…でもまあ、いかんな…子供の甘えってやつだ、いくつになっても「親ならわかってくれるさ」という気がして、つい無神経なことをしてしまったかも

母親に送ったのは『遺品整理屋は見た!』という本で、タイトルは一見『家政婦は見た!』みたいでおどろおどろしいけど…まあ遺品整理屋さんが仕事で感じたことを綴っているエッセイですよ。すっきりした文体で、1話ごとのエピソードが短いのでスラスラ読めちゃう感じ。まあ、死臭とか蛆という単語が毎話のように出てはきますが、これ読んだらホントめったなことでは離婚とかしたくなくなるよ。独居老人のあまりに悲哀に満ちた最後、壊れてしまった家族の行く末がどういうものかって事が赤裸々に描かれている。

動物園やTVで見かける動物達とスーパーの精肉売場に並ぶ肉片との間が我々の目には見えないのと同じく、公園でのんびり日向ぼっこしてる老人達とお葬式の棺桶の中で正装してる遺体の間というのも(同居してる肉親でもない限り)めったなことでは見えてこない。でも、その部分ていうのは…やっぱりグロテスクなものだったりするんだよね。この本に書かれてる事例程インパクトあるものではなくても、キレイ事では済まないものが必ずある。動物園と肉屋の間をスッパリ隠したことによって食に関するモラルが壊れたのと同じで、人の死際に関わることも隠れてしまうと人間の心が荒む気がする。

特に今は定年後の離婚がよく話題になるけど、退職金を山分けして独り身になった夫婦のほとんどが決して幸せにはなっていない…夫も妻も、離婚前よりも不幸な形で人生を終えているっていうじゃないですか。そういう人達が「もう耐えれない、ストレスが!ストレスが!」って別れを決める前に、この本に出会っていたら、この本のエピソードに触れていたら考えが変わるかもしれない…と、そんな気がして…おかあさんも、おとうさんが病気になってからの身勝手ぶりにずいぶんストレスたまってるようだったから、特に去年末とか思い詰めてたでしょ?というような話をね…電話かけなおして説明しました。母親も「大丈夫よ~興味あった話だから読むのが楽しみ」と笑ってましたが、はてさて

でもね、誕生日プレゼントがこの本だけじゃアレだと思ったからバランスとろうと一緒にもう一冊送ってるんですよ。こっちはガラッと変わって甘~く『世界の祝祭日とお菓子』って本!世界中のハレの日に食べるお菓子の写真がカラーでズラリ!おまけにレシピまで載ってて、装幀も凝ってて実にウチの母親好み。送る時は「最高のチョイスだな」と御満悦だったけど、改めて考えるとやっぱオカシイよな…死臭と蛆とスイーツ

★『遺品整理屋は見た!』は、ブログ『現実にある出来事の紹介』を加筆修正して書籍化されたものです。

 

土器を投げる症状

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久々にやってもうた…事前に期待し過ぎて、作品のハードルを勝手に上げまくってしまったらしく、うまく入り込むことができなかった。昨年から見たい見たいとつぶやいていたアニメ版『時をかける少女』、とにかく劇場公開時から評判が良かったこの作品、名を連ねるスタッフもボク好みだったし、20年前の原田知世版『時かけ』の大ファンだった自分が入り込めないとは思いもよらなかった…奥華子の歌う主題曲もなかなか好みで、PVや予告編は何回見たかわからないほどだ!なのに、なのに…ううっ

にしても、ストーリーに釈然としない部分が多過ぎる。千昭が未来から来た理由が「どうしても見たい絵があった」だけってのはどうなのよ?そんな理由だけでタイムリープしていいのはドラえもんの世界までじゃないか?もっと「未来の世界を救うためにしょうがなく」くらいのことは必要じゃない?ちなみに、原田知世版『時かけ』の未来人である深町くんがタイムリープしてきた理由は「(タイムリープ関係の)薬品の実験中に誤って現代に来てしまった」である。そんで、深町くんは(周囲の人間の記憶を操作して)2人暮らし老夫婦の家に身を寄せてるんだけど、その老夫婦に対してすごく感謝してるのよ…そゆとこが何とも「そりゃあ芳山くん(原田知世)も惚れるわな」と、妙に納得させてくれるのね。吾朗ちゃんもそう、普段のヤンチャぶりと実家での佇まいとのコントラストから魅力的な「そりゃ芳山くんも…」オーラが滲み出てるのよ。

それに比べ今回のアニメ版では、千昭はどこに住んでるんだかわかんないしさ、何か普段のヤンチャキャラと未来人であることを明かしてからのシリアスキャラとの間に接点…ていうか説得力がないし、一度は自分から告白しておきながら、最終的に真琴の愛情を知ったにも関わらずサッサと帰っちゃったりして…わけわかんねえ!功介の扱い方だってヒドいよ、親友2人の悩みに触れることさえできぬまま好き勝手に記憶をいじられて、後輩とくっつけられたりして…わけわかんねえ!道化じゃん!あまりに惨めじゃん!ドラえもんだって、クレヨンしんちゃんだって、事件が起こりゃちゃんと仲間を巻き込んでやるだろ?それが筋ってもんじゃないか?

や、きっとボクは原田知世版『時かけ』が好き過ぎたんだろうな…たぶん、それが原因で受け入れられなかったんだろう。歴史ある街並みや、幼馴染み、そして大人達の強い気配といった圧倒的な『日常』と、思いもしない『非日常』の間で揺れる思春期の少女の心を描いたあの作品を、同じく思春期である自分が、主人公達と同じく圧倒的な『日常』に包まれそれを窮屈に思っていた自分が見たから、あまりに強烈な印象として未だに残っており、そして続編を受け付けずに…って、でもさ~でも、そりゃあないよ~友達と学校と恋愛だけしか存在しない世界なんて、あんまりだよ

画像は、あずまきよひこさんが自身のブログ(あずまきよひこ.com)で書いてた感想のイラスト。良くも悪くも、この絵の印象どおりの作品だった。もう、そのものズバリって感じ!真琴バカ!あずまきよひこ最高!


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