禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2007年09月

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妻と出会えて良かったなあ…とシミジミ思うことがある。しかも「たまに」じゃなく、割と頻繁に。ボクは妻と付き合うまでは、自分を優しい男だと思ってたフシがある…本気でそう自負していた感が否めない、お恥ずかしながら…でも、当然ちがったわけなんですね。ワガママで、そのくせそれを上手に隠して何か問題が勃発すると、うまいこと相手のせいにしてしまえるズル賢い男なだけだったわけです。そういう自分が見えて、しかもそんな自分を受け入れてもらっている…こんなにありがたいことはない。ありがとうございますありがとうございますとトイレで手を合わせる毎日です…や、本人の前でやるとつけあがってしまう可能性があるので、影でこっそりとね。薔薇のツボミのようなピンク色の肛門から、青白い粉状の大便をサラサラと出しながら「ありがとうございますありがとうございます」もちろん尻は拭きません。そして、薄給なボクの稼ぎをコツコツとためては、年に一度はちょっと大きな買い物を許してくれる。去年はエレキギターだった…今年は「エレキベースが欲しいなあ」って、こないだつぶやいたら洗濯物たたむ手を休めボクを見上げてニッコリと微笑んでくれました。ちょっと眉毛は逆八の字になってた気がするけど、歯をギリギリいわせつつ小刻みに震えてた気もするけど、とにかく微笑んでました。や、ボクには微笑んでるように見えました。うんうん、あれは笑顔にちがいない!

まあ、そんなわけで朝晩もちょっと冷え込むようになってきたんで、季節的にもお腹にあてがうエレキベースなんかちょうどいいんじゃないかなあ?てことで「そろそろ本気で買います」の気持ちを込めてさっき「あいしてる」ってメールしたんですよ。したら、返事来ました…妻も「あいしてる」だって。そっか、OKかあ~嬉しいなあ!え?「そんなメール本当は送ってないだろ」って?いやいや、本当に送ったし、返事もきたってからタチ悪い!だって、これでボクの「そろそろ本気で買います」という真意が伝わってなかったら大変!この日記読んだ妻が激怒すること必至ですよ。まあ、そんな心配は杞憂に終るでしょうから気にしないとして、とりあえず会社帰りにミュージック昭和に寄ってこうと思います。いや、実はちょっと前々から目をつけてるジャズベがあるんだよね…今日いきなりカードで買って帰ったら、怒るだろうなあ~怒るかなあ?や、そんなはずない!もっと妻の「あいしてる」って言葉を信じなきゃ!信じて信じて!妻を…自分を信じて!大丈夫!大丈夫!

King of ditch

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今週はおかしな陽気の日が続いている。火水と朝晩グッと冷え込む日が続いたかと思えば、昨日はまたジットリと暑くなり今日は珍しく強い風が吹いている。こんなふうに生暖かい風を浴びてると千葉を思い出す。山形はあまり風が吹かないからなあ…むこうに暮らしている時は当たり前のことなので意識しなかったが、千葉はよく強い風が吹いていた。もう10年前にもなるだろうか船橋に住んでる頃、徹夜仕事明けでスクーターに乗り船橋の海浜公園まで走ったことがあった。あまりに天気が良かったので、なんだかそのままベッドに入るのがもったいなかったのだ。海浜公園と言ってもそんな立派なものじゃない、工場地帯のはずれにポツンとある寂れた砂浜で、夏場は中途半端な大きさのプール目当てに子供らがバスに乗りやってくるが、シーズンオフは芝生に寝転び昼寝するサラリーマンと、釣り人くらいしか歩いていないし、肝心の海はもちろんゴミだらけで当然汚い。大型車がガンガン飛ばしてる臨海道路をヨロヨロとやりすごし、海への真直ぐな道に入ると体全体に海からの強い風が当たり、グッと気持ちが盛り上がったものだ。ヘルメットを揺らしながらビュウビュウと鳴り、Tシャツがバタバタと激しく脇腹を叩く無邪気で力強い海風…あの感覚を、ひさしく味わってない。

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海浜公園の敷地内にはこじんまりとした温水プールやジムもあり、その建物の中に風呂もあった。確か、向かいのゴミ焼却場の熱を利用した風呂で、プールの2階…100円位の安い金額だったか、500円ばかりとられたかハッキリ覚えてないのだが、下には温水プール、ジムにはシャワーがあるこのシュチュエーションで一体誰が風呂なんかに?と思ったとおり、小さな観光ホテルの浴場並みの広さだったそこはいつもガラガラだった…ていうか、何度か入ったが人と会ったことは無かったように思う。うろ覚えばかりでボンヤリした話になってしまったが、ひとつ鮮明に覚えているのは、台風が近づいている日にその風呂の窓から荒れる遠浅の海を眺めていた…あの光景。ガラスを揺らしゴォォォォオという音がくすんで聞こえた。暴風雨にちょっとドキドキワクワクしながら、それをひとりボケーッと見ている誰とも繋がってない自分の孤独に心底シラケていた。台風がきてるよ!風がすごいよ!汚ったない東京湾のヘドロばかりの海がいっちょまえに荒れて見せてるよ!ドブ川の流れついた大きな水たまりが、ドブの親玉が海だ!って、自分は海なんだって主張してるよ!誰かに伝え、誰かに受け取ってもらいたかったが、誰に話せばいいのかわからない…話したとこでどうせ…そんなヒネクレた気持ちももちろんあった。

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今こうして、誰にも伝えられずカラ回っていた想いが、はじめて文章として他人の目に触れる。不思議で楽しい…実に愉快だ。10年前の自分が知ったら、さぞかし驚くだろう「あの日お前が抱いてたモヤモヤは10年後、小さな水滴になって他人の心にちょっぴりシミを作る。すぐ消えるシミだけど、ちゃんと届けたからな」そう言ってやりたい。誰の人生にも小さな驚きはひそんでおり、それは自分で作り出せるものなのだ…歳をとったからこそ知ることのできた真理のひとつだと思う。

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画像は、当時の海浜公園周辺を撮影したもの


 

Good luck feeling

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3連休、土曜日はポチあにきの誕生会…という名の飲み会。7月生まれのポチくんだが、夏場はなにかと忙しく2ヶ月も伸び伸びになっていた。場所はいつもの『炙り屋ジョニー』でジンギスカン、手羽先、ホルモン、ナンコツ、イカ、シシャモ、オニギリ焼きまくりコース。みんなに「焼肉にはワサビ醤油!」を強要し「ああ、確かに悪くないかも…」との反応を頂戴して満足。焼肉にはワサビ醤油!焼肉にはワサビ醤油だからね!

みつおくんと会話してて「やけに話が合うなあ…」と思っていたら、彼も同じことを感じてたらしく、久々に「禿生さんて何でも知ってるんですね」と言われてしまった。もちろんボクは、とりたてて物知りというわけではないのだが、趣味が似てて年齢差があるとそういう錯覚を与えてしまうことがあるのだ。あと、良くも悪くも“知ったかぶり”のケがあると、どうしても「知らない」や「わからない」という言葉が出せず、たいして知らないことでも「名前は聞いたことあるけど」「最近かなり流行ってるみたいね」などと濁すのがうまくなってしまう為、自分が望んでる以上に物知りに思われてしまうことがある。何年前かは忘れたが、はじめて「何でも知ってるんですね」と言われた時は、こんな風に冷静に分析することもできずに何か大きな嘘をついてしまったような罪悪感に苛まれたものだった。みつおくんには「趣味が似てるからそう錯覚するのだ」と言って、ボクが苦手なジャンルを列挙した…野球、サッカー、車のこともあまり知らないし…それから、若い男の子のカ・ラ・ダ・ノ・コ・ト・モ[emoji:e-51]、耳もとでささやきながら指先でみつおくんの首筋をスーッ、反対の手でヒザ上に置かれた彼の手をギュッ…読んでる人が思ってる以上に、書いてる方は気持ち悪かったりする

満腹で店を出ると、ポチあにきが珍しくハシゴせずに帰ると言う。去年はここにくると必ず10杯以上飲んでたのに今回はお互い7杯くらいかな…体調のせいか歳のせいかわからんが酒量が減り、「トップギアで飲み続けたい」という気持ちと「マイペースでゆっくりのんびり飲もうや」が交錯して、ちょっと複雑な気分になる。ガンガン飲み続けてテンション上げまくりで騒ぐと、その夜は最高の星をつかめるのだが、次の朝はカラッポになっていて記憶も薄く後悔の方が大きかったりする。ホドホドに飲んで、ホドホドで帰ると多幸感はまったく得られないが、次の朝の後悔はなく「ゆうべは楽しかったな」というホンワリとした思いが心に残っていたりする。どっちが良いのか冷静に考えれば簡単なことだが、あの多幸感を…あの万能感を得た時の快楽といったら…いや、わかってる、度が過ぎるのは良くないとわかってはいる

何だかんだいいながら、みつおくん半田くんを誘って妻も含めた4人でカラオケに行き「当然でしょ」とばかりに飲み放題コースでビールを浴び、マイクを握りしめ多幸感に包まれた。もちろん、ギアはトップだ!

日曜日は言わずもがな二日酔い…昨夜、みつおくん半田くんとした約束も果たせず大後悔の泥の中で糞虫のように丸まって1日を終えた。

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月曜日は、妻のバイト先の芋煮会に参加。美人に囲まれてバーベキューと生ビール!夜半過ぎに帰宅してからは、玉置さんたちが遊びに来てるという本田家とビデオチャットで繋いで飲み会。次の日が誕生日だという玉置さんを祝おうと0時ちょうどにモニター越しの「ハッピーバースデー」で乾杯!酔った頭で「今日はトップギアに入れてないぞ、ホドホドだったはずだぞ…」と確認しながらベッドに入ったのだが、火曜日は二日酔い…そうだよな、昼間からズッと飲んでたんだもんな「ホドホドも長過ぎるとホドホドじゃなくなる」そりゃそうだ

 

その気になれば

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空を飛ぶとこだってできるんだ

 

RiverのSide

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先日の台風による増水で中州に繁っていた雑草や木々が皆流されてしまい、妙にガランとしてしまった河原。水量も少なめで迫力なく妙に貧相な雰囲気…淋しい

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それでも河原は芋煮会で賑わっている。天気がいいからなあ~

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これから重機が入ったりして河の流れをまたイチから作り直してくんだろうけど、そういうの想像するとワクワクするなあ…子供の時に田んぼの用水路をせき止めて、流れを自分の思い通りに作ろうとした遊びを思い出す。

 
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