禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2009年11月

Throw-up

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先週はたくさんゲボを吐いた一週間であった。週の始めから仕事が忙しく「キュッと呑んでパッと寝てしまえ!」と普段ならバタンキュウの予定の熱燗4合で元気になってしまい、その後ジュンとワインを1本空け、さらに呑み足りないとウイスキーにまで手を出してしまった。あれ…不思議だねえ、ああいう時のゲボ、じゃないや酒ってのはやけにウマいのな。強ければ強い程おいしく感じるのだ。で、翌日は会社の和式便器を抱え込むようにゲボ!ゲボ!ゲボ!便器からハミ出た自分汁をトイレットペーパーで掃除する空しさといったら…

そして週末、とても楽しい飲み会の翌日はお決まりの二日酔い。水を呑んではゲボ、ラーメンすすってはゲボ、ウオッシュレットのシャワーを顔面で受けとめながらゲボ。二日酔いに効く食品として果物の『柿』がいいって話しをたまに聞くから、今回はちょっと試してみようと思って前日の会社帰りに多量のゲボ、あちがう柿を買い込み、ジュンにむいてもらって食べてたんだけど、不思議と柿食うと数分後にゲボが来るのね。あれ、二日酔い解消に効くハズなのに~?と思いつつ吐いてたんだけど、いま思うとアレはアレなんだね…そういう効き方してたんだろうね。吐いて治す的なね…結局、夜6時までゲボ&ゲロwith吐瀉物って感じの休日を過ごしてしまいました。

今日の豆知識:ゲボを吐いた後の水道水はスゴ~ク甘いぞ!

 

Marsh girl

んで“沼ガール”、今週はTVのワイドショーで取り上げていただいた。ジュンは電話インタビューで声の出演、写真も大きく使われワイドショーらしく『うさぎさん(33)』というテロップを入れられていた。取材を受ける数日前から夫婦でみっちり「沼ガールとは何か?」について討論しておいたので、ブレる事なく受け答えをしていた。ワイドショー側としては、お茶の間に伝わりやすいオモシロエピソードや自虐ネタが欲しかったようだが、キッチリバッチリと無いものは無い!ちがうものはちがう!と突き放したので、番組を見た限りではまんまと理解しずらいキャラクターになってしまっていたが…スマン、我々の思うツボである。でも、思ったより好意的…というか、わかりにくい“沼ガール”を伝えるために、映像やイラストや、取り上げていただいた雑誌の紹介も交えるなど一生懸命作っていただけた事を感じありがたく思った。

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「格闘技に例えると森ガールはK-1で、沼ガールはプロレス」という例え話は、ジュンもSPA!の編集者も気に入ってくれてSPA!誌面で使っていただいた。条件項目が厳密に決められ、コミュに入るにも審査が必要な森ガールを“競技”として明確なルールのあるK-1に、ある意味なんでもアリ面白いこと優先“エンターテイメント”なプロレスを沼ガールになぞらえたわけだが、ボク的には故ジャイアント馬場のK-1評「K-1も含めたものがプロレスだ」という意味も含めていたりする。沼ガールは森ガールから生まれ落ちたキーワードではあるが、森ガールのように『ファッション』や『カルチャー』を示唆する存在というだけでなく、それらも含めた『価値観』を指す言葉なのだ。現にmixiの沼ガールコミュにおいてファッションは話題の1つに過ぎず、もっとライフスタイル全般においての「でも、滲み出てきてしまうもの」として多種多用なトピックの中で“沼ガール”について語られている。

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大袈裟に語り過ぎなのは重々承知の上だが、ここまで掘り下げてるからこそ「ゆるい感じのワンピースが好き。だけど『妊婦?』と聞かれてしまう」に説得力が宿るわけです(宿りません。

If you can touch it, you can catch it!

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山形自主制作映像祭、なかなかオモシロかった。流れてる作品自体はつまらないんだけど、短編作品が連続して上映されてるので「次はオモシロイかも?」「次は知り合いが関わってるから…」と耐えて観てるうちに何だか妙な浮遊感を味わえるという…そういう意味でオモシロかった。

小林さんをはじめ半田くんや広一くん、てっちゃん、つよくん、実行委員会のメンバーのほとんどが自分の作品を撮り、会場に足を運んでくれた観客がどんな反応をしてくれるかと目をギラつかせていたのが、ほんの2~3年前だとは感慨深い。打ち上げで『大仕事を終えた』と満面の笑みで乾杯したみんなに、感想を語るボクも興奮したものだ。今年も打ち上げに誘われたが、丁重にお断りした。だって、打ち上げで何語るってんだろ?あのジジババの“おゆうぎ”についてか?タイトルまわりとスタッフロールの長さばかりが鼻につく作品の悪口か?

「また、みんな撮りなよ~」と軽々しく言うつもりはないけど、じんわりと残念…残念な今年の山形自主制作映像祭であった。

 

第8回 山形自主制作映像祭

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今週末、11月22日(日)に山形ビッグウイングで『第8回 山形自主制作映像祭』が行われます。半田くんが撮影した山形出身のロックバンド“mahora”のPVや、佐藤広一くんの『必殺の三日月蹴り』にはジュンが出演してたりしますので、ご興味がある方はぜひ足を運んでみてください。映像祭オフィシャルサイトにあるインターネットチケットをプリントして会場に持って行くと、当日であっても前売券価格500円で入場できます。

個人的には、今回上映される12作品のうち山形絡みのものが5作品のみと少ない所に若干モヤッとしたものを感じているので、会場に出向いてそこらへんを解消できたら嬉しいなと思ってたりします。ジュンの体調次第だけど一応観に行く予定です。それはそうと今回のポスター、ユーモアがあって好き。色々と期待!期待!

 

沼以上森未満

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ジュンが管理人をやってるmixiのコミュ“沼ガール”ですが、最近メディアが気づき始めたらしく先週末には『日経プラスワン』で、今週は『SPA!』で取り上げていただき、今も交渉中の取材話がいくつか…まあ、自虐要素アリアリな女性カテゴリなだけに、扱うメディアの方も「つまり、“オヤジギャル”みたいなもんでしょ?」みたいな姿勢でくるかと思いきや、これが意外とそうでもなかったという…ちゃんと理解しようとしてくれて、さらに共感してくれる雰囲気で逆に驚きました。『SPA!』の記者の方とジュンが、普通に友達のように電話で語り合うのを横耳で聞きつつ、ホッとひと安心…『日経プラスワン』の記者の方ともメールのみでしたけど、“オリーブ少女”まで遡りつつ意見交換してましたからね。『日経プラスワン』はもう手に入らないだろうけど『SPA!』は今まさに発売中ですんで、興味を持たれた方は是非お手にしてみてください。

元はと言えば、我々夫婦のバカ話から湧いてきた“沼ガール”ですが、面白いねえ…インターネットが普及してる今の時代だからこそ、これだけ多くの人から受け入れられつつもフワフワしたままの存在でいられるって気がする。できることなら、上にも書いたような“オヤジギャル”とか、“おひとりさま”“婚活”みたいなメディアに都合のいい、ワイドショーで連呼されるような言葉にはなって欲しくないなという希望を我々は持っているので…何か、若い人は誰も使わなくて、場末のスナックで中年オヤジ(自分も中年オヤジですが)が酔って「アレだろ、それって今“沼ガール”ってんだよなっ?なっ?」みたいなのはマジキモい、超ありえないんですけど、そんなアレを思ってたりするのでござる。もちろん勝手に使われてしまうのはしょうがないんだけど、今回のように記者の方が取材しに来てくれてるうちは、ケンカするくらいの気持ちで「めんどくせえな“沼ガール”ってのは」と思われるくらいに暑苦しく伝えてゆきたい!て感じですね。まあ、矢面に立つのはジュンですが

 
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