禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2012年11月

盛岡じゃじゃ麺 HOT JaJa

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うどんの“ぶっかけ”やラーメンの“油そば”など、基本的に汁なし麺の類いが得意ではない。じゃじゃ麺も10年程前に食べた事あったが、いい記憶は無かった。ところが、今年7月に東北道の前沢SAで食べたじゃじゃ麺がやけに美味しかった!「SAのクセに!」そんな事を思ってしまうほど美味しかったのだ。で、しばらくハマり家でもジュンに真似て作ってもらったりしていたのだが、ついに本場で!本場盛岡でいただける運びとなったわけです。

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というわけで、グルメサイトで評価の高かった『HOT JaJa』へ…ぴょんぴょん舎系列のキレイな店内。開店直後に入ったので他にお客さんも姿もなし…ところが、我々が店を出る頃にはほぼ満席に!さすが人気店!テーブル上には調味料がたくさん並んでいます。酢、唐辛子、ニンニクやもろみ醤油のような調味料、追加の肉味噌まで…これらを好みでじゃじゃ麺に混ぜ、自分好みの味にカスタマイズするのです。

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盛岡じゃじゃ麺 中(550円)…サイズは3種類で、小(450円)と大(650円)もあります。注文時に店員さんから「もしよろしかったら、当店オススメの味付けでお持ちしますが?」と言われたのでお願いした。かなり期待してしまってたというのもあるだろうけど、結論から言うと「まあまあ…」だった。麺がまるきし讃岐うどんのようだったんだけど…じゃじゃ麺て「うどんのようでうどんでない麺」じゃなかったっけ?前沢SAで食べたのは、まさにそーいう感じだった。肉味噌も甘味がなく「コクだけ」な印象…どうにか自分で調味料を足しつつ模索してみたけど、迷うばかりだった。

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テーブル上の生タマゴを溶き入れ、肉味噌足してお湯で割ってもらうスープ、チータンタン(鶏蛋湯)も、まあ…美味しいものではないよね。鶏ガラスープで割るとかならアレなんだろうけど、タマゴの生臭さが残ってしまいこういった小奇麗な店で食べるには違和感があった。あくまで個人的なアレですが、この店が悪いのではなく…じゃじゃ麺やチータンタン自体がもう少し雑な店で雑に食べるのが美味しい食事のような気がした。

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盛岡にそんなにしょっちゅう来れるわけではないけど、次回はもう少しちがった毛色の店を2軒ぐらい回れたらな…と思いました。じゃじゃ麺は、もっともっと美味しいはず!

住所/岩手県盛岡市盛岡駅前通9-5
時間/10:00~24:00(LO 23:30)
 

飛魚

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盛岡市の繁華街である大通商店街の裏路地にある居酒屋、飛魚と書いて「アゴ」と読みます。名前のとおりアゴダシのおでんと、焼鳥の魚バージョン“魚串”をがウリのお店。

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おでん盛り合わせ(800円)…食べかけ写真ですいません。ダシが主役で塩・醤油の引っ込んだ淡い味付けだが、アゴダシなので関西風というわけでもないし、まさに東北風の薄味って感じで面白い。盛り合わせ以外に単品メニューもあるけど、油っ気のある具はなし。しょっぱさと油を徹底的に排除したおでん…確かに今は中途半端なおでん作っても、コンビニの妙にクセになる汁のおでんに毒されてる舌には厳しかったりするだろう。かといって老舗の味を作り出すには手間とコストがかかり過ぎる…というわけで、引き算しまくったシンプルな物を神経質に…いや丁寧に作ってみよう作戦かな?と邪推。じゃがいもとコンニャクが美味しかった。

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魚串並盛り(800円)…まず、見た目が美しい!赤魚と鰆は、パリパリと香ばしい皮とホックリした身の食感の妙が良かった、ねぎ間(まぐろ)は安定感ある組み合わせ、イカは柔らかく、それぞれ楽しめた。唯一、本ししゃもは微妙なサイズなので、丸ごとガブリだとワイルドな人は問題ないかもしれないが、個人的にちょっと小骨が気になってしまった。これで、器になってる石が少し温かくされていて、添えられた山葵と柚胡椒がもう少しいいものだとグッと満足度が増すだろうけど、そこまですると800円で済まないんだろうな…

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一杯目にキリンラガー樽生(550円)をいただき、後は数種類ある純米酒一合(600円)の中から岩手のお酒を選んでいただいた。菊の司『精粋』は甘口で飲みやすいタイプ、鷲の尾『北窓三友』は辛口でドライな酒、月の輪『純米酒』は前の2種のちょうど中間のような甘過ぎず辛過ぎずでとても気に入り、翌日酒屋で買って自分達への土産にした。

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白壁に木のテーブル&イス、白シャツと黒エプロンの店員、低く流れるジャズ…全国どこにでもある“ちょっと洒落た今風の居酒屋”。周囲に郷土料理を出す店もたくさんあったし、内陸の盛岡で魚料理もない気がしたが、一軒目で焼肉と冷麺をいただき腹の膨らんだ我々には惹かれるシュチュエーションだった。実際、大ぶりの猪口にもっきりで注がれたお酒を味わうのに、まったく邪魔にならない薄味のおでんはピッタリだった。難を言えば、カラシだけはガヒーンと鼻にくる下品なヤツの方が良かったなあ〜

住所/岩手県盛岡市菜園2-6-8
時間/17:00~20:00(日曜定休)
 

ぴょんぴょん舎(盛岡駅前店)

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以前軽く冷麺にハマった事があって、一番美味しい冷麺てどこだろうとネットで検索してみたら『ぴょんぴょん舎』という店名が出てきたわけです。冷麺の本場といわれる盛岡にあるお店らしいけど、名前的にいかにも観光客ウケ狙ってる印象で「ケッ」と思ったわけですが、その後「ホントに美味しいんだよ、ぴょんぴょん舎」という声がたま~に聞こえてくるわけです。一番最近だと長岡さんに「最近どっか美味しいラーメンありました?」と質問したら「ぴょんぴょん舎で食べた盛岡冷麺」と意外な答えが返ってきてビクッとしたんですけど、「もし盛岡行く事あったら食べてみて」という言葉もあったので、それじゃあ…と足を運んでみた次第。

盛岡駅前に店があるというので足を運んでビックリ!まさかの一等地に自社ビル!1Fから2Fにかけて吹き抜けの洒落た店内、3Fは予約席のみ(ちなみに4Fは系列店舗)。従業員は皆、ジャケットをビシッと着込みインカムで交信しつつテキパキと客をさばいてる…ここ本当に冷麺屋さん?

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盛岡冷麺(800円)…辛さを5段階から選べて、これは一番辛い「激辛」だけど辛い物好きな人は平常心で食べきれる辛さ。ハーフサイズ(650円)もある。スッキリしていて、コクはあるけど クドくないスープに大根のキムチがあう!たまに冷麺の麺が「コンチクショー」てくらい弾力ある店がありますけど、ここのはちがう。ツルツルとした食感を楽しませる為に必要な程度のコシと弾力、スープとのマッチングも凄くいい。牛チャーシューは、ホロホロと崩れる柔らかさで美味!

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写真手前は冷麺焼肉セット(1,650円)の盛り合わせ肉3種で、奥はレバー単品(500円)。セットの肉はカルビ・ロース・サガリ、それぞれ柔らかく値段相応に美味しい肉だった。

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馬ユッケ(980円)。普通の牛肉ユッケを出せなくなったからだろう、馬刺しや馬ユッケが強く押されていたが、個人的には普通のユッケより馬の方が調味料と肉の香りがいい感じで闘っていて美味しいと思った。

いや~良かったですよ、ぴょんぴょん舎。座席の配置もゆったりしてて、団体客が別フロアなんで騒がしくもないし、それなりに高級感ありつつも大衆価格でお得感がある。でも、やはり観光客が来る場所だな…という雰囲気が漂ってるのも確かで、次また盛岡に来た時に寄るか?と聞かれたら正直微妙なトコではあります。

住所/岩手県盛岡市盛岡駅前通9-3
時間/11:00~24:00(LO 23:00)
 

サンQふる郷市場

盛岡から遠野へと繋がっているR396号沿いにある農産物直売施設。地元で採れた野菜やキノコ、豆腐や味噌など加工品もあるが、ここの特色は何と言っても馬肉!数種類の馬刺し(600円~)と加熱用のバラ肉やスジ肉が売られているのだ。フードコーナーでは、馬刺し定食(1,000円)、桜カルビ丼(750円)等もいただける。

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馬力ラーメン(500円)…あっさり醤油スープに“ちどりや”の極細麺に酷似した中華麺が踊っている。山形県長井市の馬肉を使用したラーメンは、スープにも馬チャーシューの醤油ダレが使われているが、こちらは特に使われてなさそう…脂分の少ない和風ダシ。チャーシューはもちろん馬肉で、こちらは長井のものに近く歯応えがあって、しょっぱめの味付け。美味しい!

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このラーメンの一番の特徴は、丼の中心にトッピングされた馬力玉という馬挽肉と辛味で作った小粒の肉団子!注文した後に「ご希望の辛味が選べます」という壁の貼紙を見つけたので、調理場のおばちゃんに「辛味、選んでいいですか?」と聞くが「とりあえず1個入れるんで、足りなかったら言ってください」と憮然と返される。辛味はひと口で舌にビリビリくるものではなく、食べてるうちにジワジワ汗が出てくるタイプ。結局3個追加を頼んだ(追加は最大4個まで)。ワンコインだという事を考えると、かなりお得感がある。

土産用に馬刺しも購入させていただき帰路についた。次回はぜひ桜カルビ丼、もしくは、ラーメンとミニ桜カルビ丼のセットにトライしてみたい!

住所/岩手県遠野市宮守町上宮守15-123
時間/食堂11:00~16:00、産直9:00~17:30(火曜定休)
 

あんべ

遠野で焼肉と言えば「ジンギスカン!」らしく、確かにスーパーの精肉売場にも何種類かの羊肉が普通に売られていた。昭和30年代からさかんに食べられるようになり、その元祖がこちらの『あんべ』さんじゃないかという話もある。遠野ジンギスカンの特徴は、北海道ジンギスカンのようにあらかじめタレに漬けられたものでなく、焼いてからタレをつけるスタイルという事と、バケツを改造した七輪を使用してジンギスカンをいただくという2点。ただ、バケツ七輪を使用するのは、野外のみで店内では普通のコンロが使われていた。

余談だが、何故この地でバケツ七輪なるものが使われるようになったかというと、昔は肉屋にジンギスカンの注文が入ると肉と共にジンギスカン鍋と七輪も一緒にレンタルしていたらしいのだが、普通の七輪だと馬車の荷台からゴロリと落ちて割れてしまう事がよくあったらしい…んで「割れない七輪ないべか?」「アレ?バケツにジンギスカン鍋がぴったりサイズ!」「んじゃ、バケツを七輪に改造すべえ」というわけだそうな、閑話休題。

老舗とあって、どんな店構えかと思いつつ訪れてみたら、正面は『ファミリーショップあんべ』という田舎の街角によくあるスタイルの雑貨屋でビックリ!その雑貨屋の横腹にジンギスカン屋の入口があって、奥が店内となっている…こういう変化球、嫌いじゃないぜ。5つばかりの座敷席とテーブル4つ、座敷に上がったが畳が油でキュワキュワ滑って「ウッ!」と一瞬ひるむ。

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ラムモモ定食(1,200円)、マトンモモ定食(1,000円)を注文。店の入口付近には満席時の順番待ち用であろうイスが結構たくさんあったので昼時は混み合うのかもしれないが、日曜夕方とあって観光客の姿はなく、我々以外には地元の方らしい親子連れしかいなかった。

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ラム・マトンまとめて一皿に盛られて来た。野菜は、タマネギ・ピーマン・モヤシ。まずは、羊脂を鍋の上部で溶かし全体にまんべんなく塗りたくる。鍋の下部に野菜を散らし、肉を貼り付けるように焼くべし!焼くべし!特製ダレにたっぷりひたして、どんぶり飯と共にホグッ!うまい!ていうか、タレが最高にうまい!甘味と酸味が強く、羊肉独特のクセと絶妙の相性で、ゴハンが異常にススム君だ!

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ラム.マトン共に臭みが少なく良い肉である事が伝わる。特にラムはプリッとした食感さえあって柔らかくフレッシュだ。マトンもラムよりは歯応えあるが固いとは感じない、ジュンはむしろマトンの方が美味しいとさえ言っていた。あまりに飯に合うので、ジュンのドンブリ飯を半分奪いさらにライスおかわりまでしてしまった。普段ここまで白飯に執着ないので、自分でも驚いたがズッと食べていたくなる美味しさだった(主にタレを)。

他に定食は、ラムロース定食(1,050円)、ラムカタロース定食(1,400円)の2種。ジンギスカン各部位の単品(800~1,200円)、生豚ホルモン(600円)、牛タン(1,200円)、牛カルビ(1,200円)、豚レバー(時価)等の焼肉メニュー、後はアルコールとソフトドリンクが数種類。遠野のどぶろくもありました。

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もし近所にあったら週イチで通いたいお店、焼肉これだけ食べて胃もたれしなかったの久々!思わず遠野市内のスーパーで、羊肉2種類と南部鉄器のジンギスカン鍋まで購入してしまった。

住所/岩手県遠野市早瀬町2-4-12
時間/9:00~19:00(木曜定休)
 
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