禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2016年01月

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子河童先輩、またしても一週間ばかり入院しておりました。そして退院と同時に再びボクが体調を崩し丸一日寝込むという…翌日には持ち直し動き出しましたが、天才妻がワナワナしながら「おかあちゃんは倒れるヒマもありゃしないよ!」とブチキレておりました。がんばれおかあちゃん!という感じで、今は皆元気にしております。

しかし、初詣も行ってなければ、年賀状も出してないわ(おそろしいことに買ってはある)、冷蔵庫で餅はカビてるわ…で、いったい何から手をつけていいのやら


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ギックリ腰になってしまった。実母がたまにやっていたので、いつか自分もなるような気がして若い頃から用心しており、気配を感じると慌ててストレッチしたりしていたのだが、もう全然ちがう方向からバッサリ斬られた感じで身構える間もなくやられてしまった。長年、自分が掴めたつもりでいた気配はいったい何?と小一時間問い詰めたい気持ちでいっぱいだ。

起き上がれない程痛いというわけではないので、翌日ひとりで病院へ行きコルセットを着けてもらったらラクになった。「おお、これはいい」と家族で児童館行ったりスーパー行ったりしてたら、家に帰ってから前日とは比べものにならないような激痛が!「アダダッ!」と絶叫しつつ座ってたベンチからズリ落ちたら、心配した娘が「おとう!?」と覆いかぶさってきてさらに「チョチョチョチョ!!」と叫び、驚いた娘は大泣きするわ体の角度を移動させても激痛から逃れられないわで阿鼻叫喚状態。

いや〜今思い出しても、取り乱す父に対するの娘のリアクションの純粋さに癒されるぜ。今日は心を入れ替え寝室でひとりおとなしく…夕方、腰痛に良いという温泉に行ってきた。明日は娘の通院付き添いの日なので、コルセット&痛み止め薬&痛み止め湿布の厳戒態勢で1日どうにか頑張らねば。

もちろんギックリ腰になりたくなんてなかったが、なってみて初めて知ることが多くとても新鮮だ。便座に座ったりする動作自体よりレバーに手を伸ばす仕草の方が辛いとか、顔洗うの難しい(かがめないので)とか、寝返りうつの超厳しいとか…あと、杖がすごく便利!内田裕也が持ってるようなゴツい杖が欲しいと思って、今日温泉の帰りにリサイクルショップに寄ったが、もちろんそんな特殊な杖は見当たらず(多分こういうことしてるとなかなか治らない)。


平成二十八年

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新年あけましておめでとうございます。元日早朝から子河童が体調を崩し、慌ててお世話になってる病院へ駆け込み正月まるっと入院しておりました。難病持ちなのに妙にトラブル少なく元気だったので、両親共にちょっと気が緩んでたのかな…というタイミングでの不調、来月の手術に向け今一度心引き締め生活を見直したいと思いました。

元日、最初の診察で「深刻な状態ではなさそう、今日は念のため入院して問題なければ明日帰れる」という見立てだったのですが、それじゃあ明日迎えに来るねとボクだけ帰路についた後に再び具合が悪くなってしまい、一泊で帰れる状況ではなくなってしまいました。

2年間、いつかこういう「子河童が深夜に体調を崩し、隣県の病院までクルマを飛ばす」ようなことが「ある、ある、絶対そういう夜がくる」と身構えてすごしてたので、それが例え元日であろうと「予測の範囲内」と心乱さず行動できたのですが、「たいしたことなかった」と気持ち一段落ついた瞬間に足元すくわれるような展開は、ちょっとヨロめきました。

そんで冷え切った家に辿りつくと、昨夜天才妻が作っておいた雑煮の汁が鍋の中で待ちくたびれてるわ、御節料理に異常な執着を持つ天才妻の元に届いた多量の御節が冷蔵庫に入りきらずに溢れてるわ…そして、何よりゼニがいない!薄々感づいてはいたのですが、天才妻が大きな病気をして入退院を繰り返してる時も、出産絡みで長期入院になった時も、ゼニが待っててくれたから隣県の病院と家を行き来する気力をキープしていられたわけで、いないとなると一体自分はどうやって…どうして正体を保ったらいいのか?ていうか、保つ必要はあるのか?なんてダークサイドを覗き込んだりもしつつも、改めてしっかり入院となると準備も色々必要なので、子河童の様子を小まめに聞きつつ御節料理を冷蔵冷凍する作業に没頭したりしたのでございます。

写真は退院前日、やっと点滴がはずれ食事も許され落ち着きを取り戻した子河童先輩。今年もこんな感じでやってきますんで、皆様生暖かい眼で見守っていただけましたら幸いです。


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