8時半起床、ちょっと疲れてきたカミサンは「朝メシいらん」と言うので一人でレストランへ…本田夫妻は2人して熱心に温かい豆乳をよそっていた。「ね、見て見て!湯葉ができてたんだよ!」満面の笑みで豆乳にできた膜を食べている彩を、これまた笑顔で見守るゲンちゃん…まぶしいのう。

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「魚の骨」でできたネックレス…つけて歩いてるとネコが寄ってくるんよ(ウソ

一服してホテルを出発。地下鉄とタクシーを使い仏具市場に移動した。仏様のモチーフがついたペンダントをカミサンとおそろいで購入。ひと回りした後、タクシーで衣料市場方面に移動するが渋滞にハマってしまいイライラ…そのうち尿意を催すは、カミサンは「ここどこ?あとどれくらい?道間違ってないか?」を繰り返すのでイライラが募り口喧嘩に…結局トイレを我慢できずに途中下車してデパートのトイレに飛び込んだ。なんか腹の調子悪いなあ…朝から何回トイレにしゃがんだだろう?

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左:仏具を見入る本田夫妻 中:豚串おやじ 右:荷物を抱え歩くゲンちゃん

しばらくケンカしながら街を歩き、プラトゥーナムに新しくできたビルのフードコートで食事。カミサンが昨日から食べたがっていたパッタイ(タイ風ヤキソバ)を与えてどうにか機嫌をとる。

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どんなに疲れていてもカメラをむけられたら…力いっぱい指を広げてピース!

腹ごしらえを終えた所で、馴染みの店をグルリと回る。いつも担当してくれる店員さんに挨拶すると「おぉ、ひさしぶり~」って感じで顔がパッと明るくなるのが嬉しく、テンションも上がる。どんどん増える荷物を持ち歩くのも4人だとかなり楽!午後6時を回りあちこちでシャッターを降ろす店が出てきたので、今日の仕入れ終了。

昨夜、彩が買ったスルメがおいしかったので「我々も同じものを…」と再びビックCへ行って買い込む。こっからホテルに戻ってまた食事に出るのも大変だから…と、今日も向かいの屋台郡で雷魚を食べる事にした。店先で炭火に炙られた魚や肉をキョロキョロ見ながら歩いてると、昨日はいなかった前回来た時に仲良くなった店員の女の子がいた。近づきながら「ジキック!」と名前を(自分の中ではニヒルな笑顔を浮べたハリソン・フォードのイメージで)呼ぶと、ボクとカミサンを交互に見て「オ~!」と思い出して(多分)くれた。いつも荷物の多い我々の為に、テーブルを2つくつっけて8人位座れる席を作り早速ビールと氷を運んでくる。とりあえず、雷魚とトムヤムクン・ソムタム・豚の炭火焼きを注文してカンパイ!

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トムヤムクンがテーブルに置かれると、しばらくゲンちゃんは吸引マシーンと化すのだ。

彩はぜひ食べてみたかったというラープ・ムー(豚とハーブを和えたサラダ)を「指差し会話本」を使ってジキックに注文している。朝メシを抜いたカミサンは「昨日まではちょっと食べ過ぎた。これくらいの方がお腹が張らなくて調子いい」と言って、氷ビールをガンガン飲んでいる。ボクは下痢疲れか早々に酔ってしまい、グッタリ…ジキックは我々のテーブルに座り込み、彩の「指差し会話本」片手にみんなと話しこんでる。「いらっしゃいませ」以外の日本人を呼び込むための日本語を知りたいらしい…盛り上がってるとこ悪かったが、不調を訴え帰る事に…去り際、ジキックに「また明日も来いよ~」と言われるが前回と違ってホテルから遠いからどうだろう…曖昧な笑みで手を振った。

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ほんとゴメンナサイ…もうギブです…横にならせてください…ピース…

ボク以外の3人(特に女子2人)は「もう帰るのかよ~」「まだ飲み足りない!」と元気いっぱいなので、ホテル近くのシーフードレストランで飲み直す事を提案して、ひとりだけ先に部屋に戻った。シャワーを浴び、ベットでTVを見てたら調子が良くなってきたので「合流した方がいいかな?」と一瞬考えたが、明日は正念場のウィークエンドマーケットなので「2時間もすれば帰ってくるだろう…」とタカをくくって横になっていた。が、3人が戻ってきたのはそれから4時間後の、深夜1時過ぎだった…