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去年2度ほどネタにさせていただいたアントニオ猪木氏の主宰する格闘技イベント『イノキゲノム』ですが、最近になって思わぬ方向に話が進んでいるので、このままウヤムヤになるであろうとタカをくくっていたゲノムウオッチャー達も再び(や三たびか、四たびかもしれないけど)注目しております。今年の正月には、2007年大晦日に北朝鮮で総合格闘技大会を開催する計画があることを明かし「まず(11月に延期になった)韓国大会を成功させて、年内に北朝鮮につなげたい」なんて発言をしていた猪木氏ですが、3月に入ると『イノキゲノム』を単発イベントでなく、団体として立ち上げることを発表!IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)を名乗り「また、いつものホラか?」と半信半疑のマスコミを尻目に、15日には1億円の資本金で会社登記を済ませ、4月1日には銀座に事務所までかまえてしまった(しまったってこたないけど)。

会社設立発表と同時に6月29日に両国国技館で旗揚げ興業「闘今BOM-BA-YA」の開催を報じていたが、去年と違い今回はちゃんとチケットも発売開始!が、しかし…興業のポスターを飾っているのは現役時代の猪木氏の写真ばかりがズラリ…そう、いまだに参加選手は確定していないのだ(参加表明してたり、参加が噂されてる選手は何名かいるが)。ちなみに、IGFを全面的にバックアップしているのは池袋と那覇に『アントニオ猪木酒場』をオープンさせ、それなりに成功しているコンサルティング会社である。はてさて、1年の時を経てついに開催が本決まりになった『イノキゲノム』だが、いったいどんな大会になることか…最近は、猪木氏の珍言もめっきり少なくなってしまったが(去年のように「大会の内容はほとんど決まっているし、会場も押さえてある」みたいなキツいウソをつかなくていいから暴走する必要がないのね)今後も、参加選手やカードが決まっていく中で、さらなる迷走を期待したいものです。

 ・IGFオフィシャルサイト
 ・過去ログ:INOKI GENOME:2006-7-29
 ・過去ログ:INOKI GENOME 2:2006-11-17