7/26(土)
午前中は二日酔い、その後はグダグダと…結局一日、家から一歩も外に出ず過ごした。何度か妻に「メシ食いに…」とか「サウナに…」と提案したが、「あたしゃ疲れたよ…今日は外出たくない」との事で、「じゃあいいよ、1人で出かけてくる!」という気分にもなれないまま…まあ、とにかくグダグダ

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DVD『ねらわれた学園』薬師丸ひろ子主演・1981年作品。何となく見たことあるつもりだったが、実際こうしてジックリ見てみるとあまり記憶がなく、新鮮に楽しめた。とは言っても、それほど演技力があるわけでない若者が中心のキャストなので、80年代らしいあまりにベタな演出と共に見ていてカユくなる雰囲気も濃厚で、妻は耐え切れず隣の部屋に逃げてしまった。自主制作映画ぽさみたいなものが、かなり強いので大林宣彦が初めてプロとして作った作品なのかな?と思って調べてみたら、全然ちがくて驚いた。TVCMのディレクターとしては2000本、映画監督としも6本目というプロ中のプロだった…これだけのキャリアを持ちながら、ここまでの中二気質というか暴走っぷりというというか…自我の強さに驚愕。松任谷正隆の音楽が良かった。

DVD『トラック野郎 望郷一番星』菅原文太主演・1976年作品。子供の頃、よく正月深夜とかに放映されていたのは知ってるがシッカリみたのは初めて。すごく面白かった。こうやって、映画のことをアレコレ書いたりする時に「もっとこうならいいのに、ああならいいのに」と思い描く理想形がこの映画なのかも…とすら思った。じゃあ、この映画が自分の理想の映画なのかというとそれもちがう気がするんだけど…菅原文太のコミカルな演技には古さがなく、喧嘩に人情に恋にとテンコモリの内容にも関わらずスト-リーが破綻せず、笑って泣けて「ワッ」と驚けて…いやはや素晴らしい。

ボクは何か…ちょっと頭おかしいんだと思うけど、男性が勃起してズボンの前がピンとなってる画面(えづら)を見ると無条件で爆笑してしまうという…何かそこにツボがあるらしくて、そういう意味ではこの映画は大爆笑をもたらしてくれたわけですよ。『静かな生活』『40歳の童貞男』を含め心のベスト3(勃起部門)として胸に刻みたいと思います。ちなみに、アニメとか漫画だと爆笑どころか引くね…特にシティハンターのアレとか「なんて下品な」とすら思う。ま、頭おかしいってことで

深夜の『27時間テレビ』、グダグダ気分にリンクする実にグダグダ感溢れるノリに、夫婦2人ベッドの上でトドのように転がり「フヒッフヒヒヒ…」と笑い、結局朝まで見てしまった。