来年の自分へ覚書。盆休み前後から昼間は暑くても夜は涼しくなるようになった。結局、一番暑かったのは7月後半2週~8月1週目くらいまでか…特に今週は、とても8月と思えないくらい涼しい。

イラストレーターでルポライターの内澤旬子さんが、今年春から千葉の房総で同居し育てた豚3頭をバラして「さあ、みんなで食うぞ」という会を開催する。9月29日(火)、場所は飯田橋で会費は2,500円(安い!)。コリアン・フレンチ・タイ料理のそれぞれプロの料理人が、3頭のブランド豚を精魂込めて調理!しかも、数ヵ月に渡り家族のように可愛がった育ての親である内澤さんを目の前にしながら食べるという…この、複雑な…実に複雑で贅沢な経験が、自分と食とを考えるアレにおいて凄く重要なアレをアレする気がします。関東在住だったら是が非でも参加したかった。ご興味ある方は、内澤さんのサイト『空礫絵日記』でアレをチェック!行ける人が羨ましい!

  

8月31日で南陽のBOOKオフが閉店する…昨日、おそらく最後になるであろう訪店をしてきた。雑誌全品半額、CD500円以下のもの半額やってた。なかなか出物もあって、ジュンと2人で1,000円ばかり購入。一番の収穫は、武田真治の写真集『毛玉』が50円!お金をかけられるずに失敗してる作品て笑えないけど、お金かけて失敗してるのって気持ちよく笑えて好き。雑誌の棚に、スクリーミング・マッド・ジョージの名著『変態』があった。この本、デカくてブ暑くて内容もギッシリでいい本だよ!ボクは持ってるから買わなかったけど、500円の半額250円は安い!お近くにお住いのB級ホラー好きは是非!

 

ジャック・ブラックの最新作『僕らのミライを逆回転』をDVDで観た。普通に「ジャック・ブラックがいつものキャラでドタバタ騒ぐコメディだべ」と期待せずに観始めたのだが、これがとんだ傑作で驚いた。まあ、相変わらずジャック・ブラックはいつも調子で騒いでいるのだが、作品がジャックに食われない…というか「ああ、ジャック・ブラックか…」みたいな、ストーリーの方が完全に勝ってる最近珍しいパターンだった。コメディタッチではあるけど、『ニュー・シネマ・パラダイス』を彷佛とさせる、映画への愛と人間の成長を描いた感動作…とは、ほめすぎか?思わず、字幕版で観た翌日にもう一度吹替え版でも観てしまった。にしても、邦題ひどいな…原題は『Be Kind Rewind』、レンタルビデオによく貼られてたシール「巻き戻してご返却下さい」の意だそうな。邦題も、それで良かったんじゃないかしら?



去年だか中川翔子がブログで「キラッ☆」とか「ギザッ☆」とかしょっちゅう言ってたので、そーいうのが流行ってるのは知ってたが別に調べたりして見るまではしてなかった。が、酔ってYouTubeを徘徊してる時にフト思い出し検索…して、一度見てしまったらまんまとメロディーが脳に焼き付いて離れなくなってしまった。『星間飛行/ランカ・リー(中島愛』



いまだにハマったままで、iphoneに入れて朝から晩までヒマがあれば再生しては、ジュンに「朝からアニソンはやめろ!」とか怒られている。誰が作ったんだろう?と調べ、作詞:松本隆/作曲:菅野洋子だったと知った時は、どれほど安堵したものか…しかも、松本隆が自分のサイトでこの歌詞について愛を持って語ってるのも、ボクは凄く胸に染みてしまい…とにかく、さらに好きになってしまった。特に感銘を受けたのは、歌い出しの「水面が揺らぐ 風の輪が広がる」についての部分

松本 出だしは、水面の静かなイメージから始まるんだ。「す」は50音の中でも最も弱い音のひとつだし、「水面」「ゆらぐ」っていうのもすごく繊細なイメージだよね。水面に水が一滴落ちて広く拡散していく。次に出て来る「風の輪」っていうのは、自然界には普通、存在しないよね。つまりその裏には“爆発”が潜んでいるんだ。ここからだんだん強いイメージがフェードインしてくる。「風の輪“が”ひろ“が”る」で韻を踏んでいくと、綺麗に輪が広がっていくイメージになる(後略)

すごくない?すごく納得できる話じゃない?改めて「もう1回聞いてみようかな」と思わない?プロだよな…是非「キラッ☆」誕生の過程についてもお読みいただきたい。意外だったけど、すごく納得できるエピソードだった。いや、いい曲だよコレ

詳しくは、松本隆オフィシャルサイト『風待茶房』季節の松本「アニメソング(前編」をご覧くださいませ。