10月1週目の土日に、文翔館で『YAMAGATAアーツ・ラウンド』というイベントがあったので行ってきた。「あなたがアートと思うものを持ち寄って~」という漠然としたコンセプトの通り、若者の中途半端な自己顕示欲発散と、小学生の習い事発表、県の文化振興課の「どーです?文化を振興してるでしょ?」という、いい意味で悪夢のような場になっていた。アート万歳!
オブジェとか
広場で大きな絵を描いてたりとか
踊るちびっ子と、それを撮影する両親群とか
どこまでも広義なアートの世界
なんとも学園祭ぽい雰囲気もありつつ(しっかりいただきました
一番おもしろかったのが、こちらの展示
有名漫画の建造物を立体化してらっしゃる!
よつばとんち、かなり立派!ダンボーまでいる!
野原家もスゲエでかい!合掌
飛雄馬ん家!石!屋根に石!
家はそれぞれ外観だけじゃなく、内部もちゃんと間取りが描かれています。スゴクない?
何だかんだ言いつつもスタンプラリー回って、景品のペロリンストラップもらいました。ペロリン好きなんで、嬉しかったよ!
こういう、考え過ぎてない作品て好き!派手さはないけど、老若男女たくさんの人をワクワクさせてくれる気がする。
しっかりハッキリとした監督というか、総合プロデューサーのような方がいて出展物やパフォーマンスの善し悪しをジャッジメントできれば、もっと見応えあるイベントになりそうな気はしますが、今のままでは出したもん勝ち、やっちゃったもん勝ちみたいな雰囲気が強く「あなたがアートと思うもの」のレベルが少し低いように感じました。こういう発表の場があって、発表したい若者がたくさんいるのは素晴しいだけに、仕切る人の不在さを残念に感じた次第。でも、来年も(開催されるなら)ぜひ見に行きたいと思います。
プロデューサー/ディレクター不足は、
山形…というか地方が抱える共通の問題かも…。