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先週末は、仙台のフリマに出店してきた。山形では考えられないくらいの大きな規模で、ちょっと圧倒された。しかし、仙台の客はヘンにフリマ馴れしているので、値切り方とかが賢く…悪く言えば小猾く、売り手としては少々心が荒んでしまうのだ。「こんなのどうせ持って帰ってもしょうがないじゃない?」なんて事をストレートに言われたの、はじめてだぜ。今週末は、長井のお祭りに出店します。年寄り相手にゴミのような品をゴミのような良心価格で売り付けてこようと思う。楽しみだ!

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いまボクの中で一番手堅い商品企画を聞いてください。それは、デブがモデルのヘアカタログ!市販されてる所謂ヘアカタログまんまコピーでいい、デブがモデルだというだけで全然別物に見えるはず。街中の美容室にかたっぱしから営業かけたらそれなりに売れる気がする。1部2,000円、どうしてもまけろという店には2部3,000円でどうか?山形県内で初版1,000部を売り切ったら、その実績を引っ下げて大手出版社に打診…しかし、うまいことアイディアだけかすみ取られて印税どころか二足三文のギャラしかもらえず、「こんなんだったら、自分で第2弾・第3弾作って出版しとけば良かった」と安居酒屋のカウンターで嘆く羽目になる気もする。

でも、ホントに髪型どうしていいかわからないデブオヤジは世の中に溢れている気がする。何故、ヘアカタログのモデルは若い痩せ型青年ばかりなのか?このデブヘアカタログを実現されれば、10年後には「昔はヘアカタログって、痩せた色男モデルのしかなかったよな?」「お~そういえば、そうだよな」「考えてみれば、あれって無茶だったよな…」なんて会話が聞けるようになるかもしれません…安居酒屋のカウンターで。

ちなみに第2弾は青年デブ専用ヘアカタログ(第1弾は少年・青年・中年全部込み)、第3弾は中年デブ専用ヘアカタログで、その後は女性デブ、子供、老人…と続いてゆく。10年後の美容室では、デブオヤジはデブオヤジの老婆は老婆向けのヘアカタログを手に、それぞれ自分に似合う髪型をワクワクしながら探す…そんな世界になっていたら素晴しいとは思いませんか?