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無職になったらぜひ満喫したいと思っていた事のひとつに“平日昼の温泉でノンビリする”というのがあった。山形には300円程度で入れる温泉施設がいたる所にあるのだが、平日夜は仕事の疲れを癒しにくる人達(自分含む)、土日は家族連れ等でなかなか混んでいるのだ。

平日昼ならさぞかし空いてて、サウナもガラガラ、湯船でも手足伸ばし放題なのでは?と期待していた。が!ところがですねえ…行ってみてビックリ!お年寄りのお客様でかなり混んでるのね…駐車場なんかも満車に近い事もあったりなんかして、まあ考えてみりゃ地方は老人人口が多いのだから「そりゃそーだ」って話しなのですが、最初は驚きました。

しかも浴場が自分以外全員老人!という異世界感ハンパないシュチュエーションで、驚きの度合いも増幅!お年寄りがねえ…これが、動きがスローモーじゃないですか?平日夜や土日の人の動きに比べるとですけど、かなりゆっくりなので、アクションゲームでいきなり敵の動きが全部スローになって「うわ、やりにくい!」ていう、そんな違和感がストレ…いや、おもしろいのです。

同じようにランチも勤め人の皆様とはちょっとズレた時間にノンビリ…なんて思っていたのですが、これまた老人に加え熟年おばさまグループ(大声おしゃべり&長居)で結構1時過ぎ2時過ぎも賑わってる事を思い知ってしまったのでした。

そんなわけで、平日昼間に色んなとこを覗いて回ったのですが、一番インパクトあったのは…やはりBOOKOFFかな?「女子供じゃあるめいし風呂なんぞ毎日入ってられるか!」みたいな獣のような存在感をプンプン漂わせてるワイルドガイたちが一心不乱に立ち読みしていて、普通に勤め人してる時では見えなかった社会の一面を垣間みれた気にさせてくれたりくれなかったりするんじゃないかなとか思ったり思わなかったりしました。