あかねヶ丘ぬーぼうの爆中華(700円)は、いわゆる二郎系といわれるラーメン。これ系は食事として…普通のラーメンとして食べてる時はあまり好きになれなかったのですが、ある時フト気づいた事があって、それからは年に何度か呼ばれるようにして食べに行ってます。多量の極太麺と多量のモヤシをひたすらに口へと詰め込んでいると…咀嚼し続けていると、頭が真っ白になって自分が麺をすすっているのか、麺に自分が引っ張られているのかわからなくなる時がある。麺とスープと自分が一体化してしまうかのような…徐々に咀嚼の疲れや満腹感が消え、麺が食道を通り胃袋へと入り込んでくる感覚だけが鮮明になってゆく。

「はは〜ん、これは修行だな」と気づいたわけです。普通に食事としてじゃなくて、滝行か何かの修行だと考えられるようになると楽しくなってきて、それまで残してしまいがちだったのが完食できるようになった。前日から体調を整え、朝食のメニューも消化良いものを心がけて胃腸に余裕を持たせ、昼時を少しずらして入店!ドンブリを前にしたら、まず手を合わせ心を鎮める…レンゲと箸を巧みに使い麺とモヤシの上下を入れ替え(麺がスープに浸り伸びて量が増すのを防ぐのと、そのままでは濃いスープをモヤシの水分で薄める為)、まずは麺を集中的にすするべし!すするべし!暴れながら口元へと昇りくる極太麺と闘っていると、次第に集中力が高まり雑念は消え精神統一状態に!

食べ終えた後の満腹感や膨満感も心地よい…滝行を終え、震えたりケガしたりしてる人を見て「何でそこまでするの?理解できない!」と言う人がいるように、「何でそこまで食うの?理解できない!」と非難される事もあるかもしれません。でも、いいんです!「美味しい」「楽しい」を越えた先にしか見えない景色というものがある…ラーメンを普通に美味しくいただく事の先に、麺とスープと自分を一体化させてくれる世界がある!言い切ってしまう事には若干の迷いはありますが…でも、そう言われてみると何だか山のようなモヤシが!その頭上から流れ落ちる背脂が!壮大な滝のように見えてくるじゃありませんか?!

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とまあ、胃薬飲みつつ書いております…今夜は寝苦しい夜になりそうだぜ!