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所謂『反抗期』に屁理屈で親をやりこめた事があって、母親が「あんたが親になった時に、どんな子育てするか楽しみだよ!」なんて憎まれ口を叩いたことを覚えているのですが、確かに親になる前と親になってからでは色々と感じ方が変わるものです。我が子のことを考えていて煮詰まった時とかに、ふと自分の両親のことを思い返すと今まで思ったこともなかった「愛されてたんだな」なんて気持ちが湧いてきてホロリとくる瞬間があったりします。逆に、ボクはあまり良い子供ではなかったので、よく親を怒らせたり泣かせたりして、真っ当に生きる親兄弟に比べ「自分のような不出来な者が身内にいて申し訳ない」みたいな感覚がズッとあったのですが、これ…親にも少なからず原因があるね。自分だけのせいだと今まで思ってたけど、ちがう気がする…これも親になったからこそ得られた感覚な気がします。「どんな子育てするか楽しみだよ!」と言ってた母は今「あなた達夫婦は本当によく頑張ってる」と褒めてくれてます。