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ギックリ腰になってしまった。実母がたまにやっていたので、いつか自分もなるような気がして若い頃から用心しており、気配を感じると慌ててストレッチしたりしていたのだが、もう全然ちがう方向からバッサリ斬られた感じで身構える間もなくやられてしまった。長年、自分が掴めたつもりでいた気配はいったい何?と小一時間問い詰めたい気持ちでいっぱいだ。

起き上がれない程痛いというわけではないので、翌日ひとりで病院へ行きコルセットを着けてもらったらラクになった。「おお、これはいい」と家族で児童館行ったりスーパー行ったりしてたら、家に帰ってから前日とは比べものにならないような激痛が!「アダダッ!」と絶叫しつつ座ってたベンチからズリ落ちたら、心配した娘が「おとう!?」と覆いかぶさってきてさらに「チョチョチョチョ!!」と叫び、驚いた娘は大泣きするわ体の角度を移動させても激痛から逃れられないわで阿鼻叫喚状態。

いや〜今思い出しても、取り乱す父に対するの娘のリアクションの純粋さに癒されるぜ。今日は心を入れ替え寝室でひとりおとなしく…夕方、腰痛に良いという温泉に行ってきた。明日は娘の通院付き添いの日なので、コルセット&痛み止め薬&痛み止め湿布の厳戒態勢で1日どうにか頑張らねば。

もちろんギックリ腰になりたくなんてなかったが、なってみて初めて知ることが多くとても新鮮だ。便座に座ったりする動作自体よりレバーに手を伸ばす仕草の方が辛いとか、顔洗うの難しい(かがめないので)とか、寝返りうつの超厳しいとか…あと、杖がすごく便利!内田裕也が持ってるようなゴツい杖が欲しいと思って、今日温泉の帰りにリサイクルショップに寄ったが、もちろんそんな特殊な杖は見当たらず(多分こういうことしてるとなかなか治らない)。