禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

日本酒消化機構

続 まわる水

山形県外の方で『まわる水』に御興味を持たれた方は、ぜひ通販で!


6本買うと送料無料だよ!



でも、生酒だから一度に6本も買うと冷蔵庫がタイヘンな事になるのをお忘れなく!

 

まわる水

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最近いちばん気に入ってる日本酒、小国の酒蔵:野沢酒造店の『まわる水』。この酒を教えてくれた友達もこの酒に惚れ込み、わざわざクーラーボックスに詰め冷え冷えでプレゼントしてくれた。「小国の道の駅でしか売られてるの見た事ない」と聞いてたので、飲みたくなるとドライブがてら3時間かけて小国まで行ってたんだけど、さすがに厳しく…というか、頻繁に飲みたくなるので野沢酒造店に電話して山形市近郊で扱ってる酒屋がないか聞いた。南高近くの国井酒店さんに置いてあると聞き、さっそく買いに…接客してくれた店長さんに「今まで小国まで買いに行ってたんですけど、酒蔵に問い合わせたら…」と話すと、「ホントにこの酒は美味しいですよね~実は私も昨夜呑んでたんですけど、この値段でこのクオリティは凄い」と絶賛。でも、こんなに美味しいのに道の駅でも国井酒店さんでも、冷蔵庫に在庫ギッシリであまり売れてる気配がない…その話しを振ると店長さんも「そうなんですよね…」と同意、「でも、これから人気出ると思いますよ」と語っていた。

吟醸生酒なので、キンキンに冷やしてグイッと呑むのが一番美味しい。名前の通りサラリとしたのど越しの“水のような酒”だが、そのまろやかな呑み口の奥に甘味・辛味・吟醸香という日本酒が持つ複雑な味と香りの束がしっかりと存在し、太い芯となって胃袋へと落ちてゆくのを感じる…後味もスッキリ、再び水のように雑味を残さずパッと消える。一日では呑み切れず、一晩冷蔵庫に入れておくとガラリと味が変わり個性的な辛口の酒になる。これも又これで美味しいのだが、個人的には開封したその日のまさに『まわる水』状態で呑み切るのが最高に旨いと思ってる。

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山形・米沢の大沼デパートにも置かれているのを確認したので、ご興味持たれた方は是非一度お試しあれ。山形には美味しい地酒が多いが、誰かにオススメ銘柄を聞かれた時こんな隠れた名酒を紹介してみると一目置かれるかもしれない…

 

“ねぶた”淡麗純米酒

酒屋の棚をギッと睨みながら、ピンとくる酒はないもんかと探してる時、ふと一升瓶の首にかかった『2008年春季全国酒類コンクール 純米酒部門第一位』のオビが目についた、そういうコンクールってのはたくさんあるんだろうから、眉唾に感じたが「どんなもんかひとつ試してみよう」という気になって連れ帰った。

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“ねぶた”淡麗純米酒
桃川 株式会社
青森県上北郡おいらせ町

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原材料:米・米麹
精米歩合:65%
アルコール分:14度以上15度未満
日本酒度:+5
酸度:1.4
1.8L/2,018円

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まずは、冷やでいただく…淡麗というだけあって、甘味に華やかさはないがスルスルっと入ってくる。うまい!と手を叩くほどではないが、一度呑みだすといい感じで勢いがついた。特に料理との相性が良く、箸と猪口を行き来する手が止まらない。

ぬる燗にしてみた…雑味がでるかもと思ったが、柔らかい甘味が強くなってこれはこれでおいしい。改めてオビを見ると『いい酒は朝が知っている』の文字が…おおっ、つまり二日酔いにならないよ!って事か?ゴロは良くないが、なかなか書ける事じゃない。そういえば、もう3合ばかり呑んでるが、あまり酔いを感じないな…と思い妻に聞くと「あら、顔が赤くなってないねえ」と驚いている。もちろん、アルコール度数が低いわけではないが、これが『2008年春季全国酒類コンクール 純米酒部門第一位』のパワーって事だろうか?いや、スゲエな…

結局、その後妻も一緒に呑み始めて二人でほとんど一升開けてしまった。や、ホント呑み口がいいのよ!で、問題の二日酔いだが…やはり若干は残りました。でも、きっと他の酒だったらバッチリ二日酔いな量だった事に間違いはないので、『いい酒は朝が知っている』の文句に偽りはないと言えるだろう。いや、これは気に入った!自分の中の淡麗辛口の定番にしたいと思う。

再購入の可能性:◎

 

越乃日本桜“純米酒”

改めて色んな日本酒売場を眺めていると、今までは見えてなかった発見がある。2,000円以下の純米酒もディスカウントスーパーなんかでは、意外とたくさんあるというのも今までは気づかなかった。前回1.380円純米酒で失敗した記憶が鮮明に残ってはいたが、これはラベル回りの雰囲気からして『どうでもいい酒』という感じではなかった(限定品のラベルも気を引いた)ので、試してみる事にした。

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越乃日本桜“純米酒”
株式会社 越の日本桜酒造
新潟県水原

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原材料:米・米こうじ
精米歩合:70%
アルコール分:14.8%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
1.8L/1,380円

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まずは、冷やでキュッとやる…おお、スッキリしていて悪くない。変に甘味がチャカチャカしてないので、雑味が気にならない。でも、やはりどこか遠くの方で2級酒の香りが…しかし、これで安い純米酒は甘口より辛口の方が吉ってのは、わかった気がする。

燗もつけてみたが、香りが安っぽくなってしまってうまくない…やはり冷やがいい感じ。これは常備酒にしておいて、いいお酒を2合ばかり呑んで「まだ呑み足りないな…」って時に冷やでキュッキュとやるにはベストかもしれない。

猪口についだ酒の表面に細かい泡があるのは、いっぺん徳利についでから猪口に入れてるので泡だってしまったのだろう…しかし、日本酒の色ってどれもこんなに透明だとは思わなかったなあ…もう少し銘柄によって、琥珀っぽくとか白っぽかったりな印象を持っていた。これじゃ、あまり写真並べてもなあ…猪口の写真、必要かどうか再考すべき課題だ。

再購入の可能性:○

 

呑み比べ

酒屋でズラリと並んだ一升瓶を眺め「さあ、どれを呑んでみようか…」と考えていて、フトひらめいた。「安い酒と高い酒を呑み比べてみたら楽しいんじゃなかんべか?」というわけで、安い一升瓶と量は半分以下なのにそれより高い720mlの純米酒を買ってみた。

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寒仕込 雪の山形“純米酒”
浜田株式会社
山形県米沢市

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原材料:米、米麹
精米歩合:67%
アルコール分:15~16度
1.8L/1,380円

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まず飲んだのは、2,000円前後が相場であろう純米酒の中で群を抜いて安かった、その名も“純米酒”!このお酒を造っている浜田株式会社は、聞き馴染みのある“沖正宗”などを造ってる会社らしい。とりあえず、常温でクイッといってみた…なるほど、安いという先入観もあるだろうが、味がガチャガチャしていてなめらかさが足りなく感じる…燗をつけてみると、多少なめらかになったが、それでもまだ中学生の時に父親の2級酒をくすねてすすった時の「ウエッ」って感覚が蘇るような味がある。純米酒なんだよな…ラベルを眺めつつ頭をひねり、何か情報があるかもと思い浜田株式会社のホームページを見たが、商品ラインナップにこの“純米酒”の姿は無し…あまりと言えばあまりな扱い!なるほどな~いろんな意味で納得。

再購入の可能性:△

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特別純米 勝山“縁”
勝山酒造
宮城県仙台市

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原材料:米(ひとめぼれ)、米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分:15度
日本酒度:
酸度:
720ml/1,575円

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お次は、仙台の純米酒しか造ってないというこだわりある酒蔵のお酒。瓶も家紋が浮き彫りになっていたりと洒落ている。常温を湯呑みにそそいでキュッとやると、口の中に風味がフワーッと広がる、さっきの安い酒と同じく色んな味はするけど、そのひとつひとつがキラキラ輝いているように感じる…なるほど、これは美味しいや。多彩な甘味の粒をアルコールの太い香りが、フンワリ包み込んでいる…ドラマチックに書くとそんなイメージ。もちろん、のど越しもいいのでスイスイ呑める。妻に「よしときなさい」と嗜められながらも、試しに燗をつけてみたが、やはりダメだった。キラキラがしぼんで、まずくはないがのっぺりとした味になってしまった。例えるなら、小龍包を油で揚げちゃったみたいな「まずかないけど、何だかもったいない…」てな感じ。

ラベルのあちこちに暗号が書かれていたので、美味しさを解読する事ができるかもと調べてみた。まず『袋しぼり』ってのは、普通は機械や遠心分離器みたいのを使ってする醪を絞ってお酒と酒かすを分ける作業を、昔ながらの手作業でアレするアレだ。『瓶火入れ』というのは、通常でかいタンクのまま2回火入れ(60度くらいに温度を上げて除菌する作業)するところを瓶詰めした後にアレするわけだ。『氷温貯蔵』というのは、0度以下の凍らない程度の低温で保管し、フレッシュさを保っていたぜ!という事らしい。まあ、とにかく色々めんどくさい作業をして手をかけた酒だよ!というわけだな…こうやって、読み説くと「うん、そりゃうまいわけだ」となるわけだが、やっぱそれだけあってお値段がいいのがな…記念日用とかにはいいかもしんない、お正月とか…って、まだ1年丸々あるわな。

再購入の可能性:○

 
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