2010/07/26
休日、今日はジュンの手術の日…病院9時着。ジュンもボクも緊張気味。とりあえず、朝プリントアウトしてきた友人達からの手紙をまとめ、表紙を描き『おかあやんTIMES vol.2』を作って気を紛らわす。ちょっと予定より早く12時半頃から手術開始。ベッドの無くなった部屋の片隅でポツン…さすがに「今のうちにメシ食っとくか」という気にはなれず、読みかけの本を手にしても頭に入らず、部屋とナースステーションの間をウロウロしたり、カラカラと台車の音がするたびにビクッと立ち上がったり…
1時間ばかりでベッドにのったジュンが運ばれてきた。特に取り乱した様子もなくホッとする。ベッドを運ぶ手伝いをして「ダンナさんはさわらないで!」と年輩看護士さんに叱られシュンとする。執刀医に呼ばれ、切除した患部を見せてもらう。これで悪い部分が全部取れている事を祈るばかりだ…病室に戻り、ジュンから術中の話など聞く。全身麻酔ではないので、意識はハッキリしている。大きな痛みはないようだが、点滴やカテーテルを繋がれ、患部や麻酔注射跡も時々痛むようでかわいそう。昨夜から食事してないジュンの腹がグーッと鳴り「なにか食いたい」とボヤく…身体がちゃんと回復しようとしてるようで、なんとなく嬉しい。
ボクも腹が減ったが、さすがに目の前でひとり食うのは申し訳ないので、ジュンに断り1階のコンビニで買ったカップ麺とオニギリを駐車場でズゾゾッと詰め込み病室に戻った。寝返り打つのを手伝ったり、一緒にウトウトしたりしてるうちに面会時間終了。完成した『おかあやんTIMES vol.2』を手渡し帰宅。
家に着くとまず、ゼニにゴハンをよそいブラシをかける。ジュンが入院してから一度もウンコをしてないので「どうしよう?」とジュンにメールすると「事情を言って聞かせて」との返信。ゼニに「オカアヤンは、病気を治すために入院しててね…」と詳しく説明。声が震える。蕎麦を茹でて夕食を済ませ、洗濯や洗い物をして風呂入って…で、気づけば23時近く。ベッドでMacBook立ち上げるも強烈な眠気に襲われ、スグに電源落として就寝。
2010/07/27
朝7時起床、定時出勤定時退勤。いったん家に帰り、ゼニに冷たい水を飲ませ換気してから病院へ…途中のホモ弁で買った弁当を、ちょうど夕飯時間のジュンと共に食べた。会社でプリントアウトしてきた友人達からの手紙をまとめ、自分の手紙を書き添え『おかあやんTIMES vol.3』を完成させる。ひと息つくともう面会終了時刻。ジュンを連れ1階のコンビニでジュースと茎ワカメを買わせ、病室まで送って帰宅。
明日は退院予定日なので、帰路途中のスーパーで、ジュースやお茶をたくさん買ってきた。冷蔵庫に全部入れる…他に何か退院してきて冷蔵庫に入ってたら喜びそうな物があるかとスーパーで考えてはみたが、帰り際に言われた「明日も出血が止まってなかったら帰れないかも」が心配で、脳味噌が混乱しており何も閃かなかった。もし退院できないという事になっても平常心でいなそう。ボクよりジュンの方がショックにちがいないのだから…でも、もうひとり暮らしはイヤだ。イヤでもしょうがないのだ。しょうがなくてもイヤなのだ。とにかく、無事退院できる事になったら、病院の帰りにスーパーでジュンに好きなものを好きなだけ買わせてやろう。
汚れてたゴミ箱を洗い、全部屋の掃除機をかけ、キッチンの洗い物を片付けると23時…風呂入って、ベッドに倒れ込むとそのまま寝てしまった。ひとり暮らしって大変だなあ…
2010/07/28
休日、6時頃目が覚めてしまった。今日は一応、ジュンの退院予定日だが午前中の診察で問題ありと診断されたら退院は延期になる。会社を休んだけど、退院できなかったら出社するかな…でも、ジュンの方が落ち込んでるだろうから一緒にいた方がいいかな?冷凍飯と適当に作った汁で朝食。病院9時着予定で家を出るが、信号すべてに引っ掛かる…“いやな予感”を拭いつつ車を走らせる。病棟のエレベーターを降り、病室に向かったらちょうど診察を終えたジュンが出てきた。「どうだった?」と聞くと、うかぬ表情のまま「大丈夫、帰れる」と一言。「よかったな」とこっちはテンション上がるが、ジュンは憮然としている。「なんか言われたのか?」と聞いても、特に何も…との事。まあ、手術で問題部位は切除したものの細胞検査の結果が出る2週間後までは、治療継続の可能性も低くはない。まだ、変に浮かれないられない気分なのだろう。同室のおばちゃん、ナースステーションの看護士、先生方に挨拶して病院を出た。
腹は減ってないというので、スーパーで寿司や生肉を買って帰宅。まだ午前中だったが、ジュンの入院中はボクも禁酒してたので「退院おめでとう」の乾杯をしてビールを飲んだ。暑かったので、久々のビールが格別にうまい!思わず3本も飲んでしまった。シャワー浴びて汗を流し、クーラーの効いた寝室で「帰宅後は、しばらく安静に…」の付添い。ジュンの入院中は、どんどん猫になってしまってたゼニが、再び人っぽくなってゆく…ジュンにいっぱい話し掛けてもらえて嬉しそう。結局そのまま、午後はずっとベッドにいてメシを食い、風呂に入って寝た。
休日、今日はジュンの手術の日…病院9時着。ジュンもボクも緊張気味。とりあえず、朝プリントアウトしてきた友人達からの手紙をまとめ、表紙を描き『おかあやんTIMES vol.2』を作って気を紛らわす。ちょっと予定より早く12時半頃から手術開始。ベッドの無くなった部屋の片隅でポツン…さすがに「今のうちにメシ食っとくか」という気にはなれず、読みかけの本を手にしても頭に入らず、部屋とナースステーションの間をウロウロしたり、カラカラと台車の音がするたびにビクッと立ち上がったり…
1時間ばかりでベッドにのったジュンが運ばれてきた。特に取り乱した様子もなくホッとする。ベッドを運ぶ手伝いをして「ダンナさんはさわらないで!」と年輩看護士さんに叱られシュンとする。執刀医に呼ばれ、切除した患部を見せてもらう。これで悪い部分が全部取れている事を祈るばかりだ…病室に戻り、ジュンから術中の話など聞く。全身麻酔ではないので、意識はハッキリしている。大きな痛みはないようだが、点滴やカテーテルを繋がれ、患部や麻酔注射跡も時々痛むようでかわいそう。昨夜から食事してないジュンの腹がグーッと鳴り「なにか食いたい」とボヤく…身体がちゃんと回復しようとしてるようで、なんとなく嬉しい。
ボクも腹が減ったが、さすがに目の前でひとり食うのは申し訳ないので、ジュンに断り1階のコンビニで買ったカップ麺とオニギリを駐車場でズゾゾッと詰め込み病室に戻った。寝返り打つのを手伝ったり、一緒にウトウトしたりしてるうちに面会時間終了。完成した『おかあやんTIMES vol.2』を手渡し帰宅。
家に着くとまず、ゼニにゴハンをよそいブラシをかける。ジュンが入院してから一度もウンコをしてないので「どうしよう?」とジュンにメールすると「事情を言って聞かせて」との返信。ゼニに「オカアヤンは、病気を治すために入院しててね…」と詳しく説明。声が震える。蕎麦を茹でて夕食を済ませ、洗濯や洗い物をして風呂入って…で、気づけば23時近く。ベッドでMacBook立ち上げるも強烈な眠気に襲われ、スグに電源落として就寝。
2010/07/27
朝7時起床、定時出勤定時退勤。いったん家に帰り、ゼニに冷たい水を飲ませ換気してから病院へ…途中のホモ弁で買った弁当を、ちょうど夕飯時間のジュンと共に食べた。会社でプリントアウトしてきた友人達からの手紙をまとめ、自分の手紙を書き添え『おかあやんTIMES vol.3』を完成させる。ひと息つくともう面会終了時刻。ジュンを連れ1階のコンビニでジュースと茎ワカメを買わせ、病室まで送って帰宅。
明日は退院予定日なので、帰路途中のスーパーで、ジュースやお茶をたくさん買ってきた。冷蔵庫に全部入れる…他に何か退院してきて冷蔵庫に入ってたら喜びそうな物があるかとスーパーで考えてはみたが、帰り際に言われた「明日も出血が止まってなかったら帰れないかも」が心配で、脳味噌が混乱しており何も閃かなかった。もし退院できないという事になっても平常心でいなそう。ボクよりジュンの方がショックにちがいないのだから…でも、もうひとり暮らしはイヤだ。イヤでもしょうがないのだ。しょうがなくてもイヤなのだ。とにかく、無事退院できる事になったら、病院の帰りにスーパーでジュンに好きなものを好きなだけ買わせてやろう。
汚れてたゴミ箱を洗い、全部屋の掃除機をかけ、キッチンの洗い物を片付けると23時…風呂入って、ベッドに倒れ込むとそのまま寝てしまった。ひとり暮らしって大変だなあ…
2010/07/28
休日、6時頃目が覚めてしまった。今日は一応、ジュンの退院予定日だが午前中の診察で問題ありと診断されたら退院は延期になる。会社を休んだけど、退院できなかったら出社するかな…でも、ジュンの方が落ち込んでるだろうから一緒にいた方がいいかな?冷凍飯と適当に作った汁で朝食。病院9時着予定で家を出るが、信号すべてに引っ掛かる…“いやな予感”を拭いつつ車を走らせる。病棟のエレベーターを降り、病室に向かったらちょうど診察を終えたジュンが出てきた。「どうだった?」と聞くと、うかぬ表情のまま「大丈夫、帰れる」と一言。「よかったな」とこっちはテンション上がるが、ジュンは憮然としている。「なんか言われたのか?」と聞いても、特に何も…との事。まあ、手術で問題部位は切除したものの細胞検査の結果が出る2週間後までは、治療継続の可能性も低くはない。まだ、変に浮かれないられない気分なのだろう。同室のおばちゃん、ナースステーションの看護士、先生方に挨拶して病院を出た。
腹は減ってないというので、スーパーで寿司や生肉を買って帰宅。まだ午前中だったが、ジュンの入院中はボクも禁酒してたので「退院おめでとう」の乾杯をしてビールを飲んだ。暑かったので、久々のビールが格別にうまい!思わず3本も飲んでしまった。シャワー浴びて汗を流し、クーラーの効いた寝室で「帰宅後は、しばらく安静に…」の付添い。ジュンの入院中は、どんどん猫になってしまってたゼニが、再び人っぽくなってゆく…ジュンにいっぱい話し掛けてもらえて嬉しそう。結局そのまま、午後はずっとベッドにいてメシを食い、風呂に入って寝た。