禿生海峡冬景色

山形在住【食いしん坊中年男子】の平穏な日常に突如襲いかかる妻子と愛猫の嘔吐!そしてその内容物について…

2014年07月

山形市城西町『金ちゃんラーメン』

赤子がいると外食しずらくなるであろうことは、もちろんわかっていた。ただ、どこまでダメなのかどこまでイケルのかは実際子持ちになってみないとわからなかった…結果としては今のとこ「意外とイケル?」って感じ。まあしかし、まだ子河童は生後四ヶ月…動き回ったり物を掴んだり出来ないので、機嫌良ければ寝転がったままでクネクネしててくれるので「意外とイケル?」なのであって、これが動き回るようになったり本人も食べるようになると話しはまたちがってくるのだろう。座敷かソファのある店ならOKだったが、クネクネも激しくなってきているのでソファもそろそろNGかなあ…

そんな思いを抱きながら訪問した飲食店で一番印象良かったのが、城西金ちゃんラーメンだ。まず、座敷席がズラっと7卓!しかも清潔感があり、座布団は肉厚でフカフカ!

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さらに座敷席には、土日祝日はお子様連れ優先という「御家族優先席」の立て札がテーブルに!こんなの(今まで関心無かったというのもあるだろうけど)他県でも見たことないよ!何か色々と「本気なんだな〜」というのを感じてしまい、驚きました…もちろんいい意味で。

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肝心のラーメンは、もちろん金ちゃんらしい安定感ある美味しさ!脂輝くスープにモチモチ自家製麺の中華そば(600円)。存在感あるチャーシューもうまい!普通盛りで麺量200gとボリュームもある!

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辛味噌のっかったレンゲがついてくるみそラーメン(700円)も脂キラキラ!コーンがね…回転いい店じゃないと夏場は危険度高まりがちですが、もちろんこの店は大丈夫!角の立った新鮮コーン!ラーメンの奥に見えるのは、半ライス(70円)なんとオシンコとチャーシューの切れ端かついてくるという…何でしょこの低額メニューに対する気づかい!食いしん坊には嬉しいサービスです。

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この店だったら、子河童が動き回るようになったり本人も食べるようになったりしても安心して来れそう!何たって「御家族優先席」ですから!ちなみに写真だと見切れてますが、子供用の座敷椅子も複数配備されていました。お子様中華そば・お子様みそラーメン(各350円)というメニューもアリ!本気だ!
 

河童の火渡り

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東根温泉で毎年行われている火渡り式に行って来た。その日、何度も「火渡り行きたいんだけど」と言うボクに「あたしはしないよ?」「絶対行きたいの?」と渋ってたジュンが、現場に着いたら「あたしもやってみっかな…」と言い出した。ので、ボクはカメラマンになって撮影。いいの、そもそも子河童の健康祈願で抱えて渡りたかったから…子を抱き火の中を歩く強い母のシルエットがしっかり撮れたので満足!
 

台風一過

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大きな台風が去って、昨日はきれいな夕焼けが見れました。いつもブロッコリーなどを送ってくれる栃木のお友達からダンボールいっぱいのタマネギが届きました。ありがたい!さっそく晩酌にスライスしてスモークサーモンと一緒にいただきました。同じ食材でも知り合いが育て収穫したものだと思うと、不思議と味も扱いもちがってくるのね…樽見さんが焼いたお皿に弥子ちゃん家で作ったタマネギを盛り、スモークサーモンを…え〜どなたか自家製スモークサーモンに心当たりのある方はいらっしゃいませんでしょうか?ただいま空席になっております!空席に…いや冗談ですけど。豊かな食事というのは、こういう事なのかもしれません。

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ところで、ボクがデザインで関わっております『趣味の製麺』の店頭販売及び通販がはじまりました。タコシェさんCOMIC ZINさんにて取り扱っていただいてますので、ご興味お持ちの方は是非チェックしてみてくださいませ。COMIC ZINさんでの取り扱いに絡んで、なんとあの!あの!アキバBlogさんに『趣味の製麺』のレビューが!しかもこのブログの記事まで引用されとる!たまらなくエロい同人誌の紹介が多いアキバBlogさんですが、『趣味の製麺』はモザイクかけるようなとこないですよフヒヒ…と思いきや、ヒデちゃんの顔にモザイクかかっとる!玉置さんの話しによると記事掲載等の連絡は無かったそうで、「利用許可の確認取るのめんどいから人物にはモザイクかけとけ」みたいなザックリした判断なのでしょうが、笑いました。

タコシェさんのレビュー「自らの手と足で収集した情報を公開」してる「本格的冊子」という好意的な表現、嬉しいです。今は3年に一度くらいしか行けませんが、関東で暮らしてる時はマメにタコシェへ特殊漫画や雑誌を漁りに行ってた人間としては、あそこに自分が関わった本が並ぶとは感慨深いものがあります…製麺本作りはじめる時も同人誌ということで、タコシェで手に入れた『酒とつまみ』や『野宿野郎』を再読したりしたものです(方向性が全然ちがうので参考にしたりは無かったですが)。いま目の前に転がってる逆柱いみりさんのサイン本もタコシェで買ったもので…まあ、そんな話しはさて置き『趣味の製麺』、来月にはコミケやコミティアでも委託販売の予定があるそうなので、行かれる予定のある方は記憶にアレしておいていただけるとありがたい。
 

寒河江市南町『三吉屋』

寒河江で時間はずれの昼飯でも…というタイミング、ジュンが「お餅食べたい」というので、友人のごっちゃんにメールで聞いてもらったら餅屋情報と共にボクが「好きそうなダンゴがある」と三吉屋を勧められた。和菓子洋菓子含め所謂スイーツ関係は特に好きではないのだが、名指しで「好きそう」と言われると気になる…昼飯さて置き、真っ先にダンゴ屋に向かった。

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旧道沿いのひなびた雑貨屋風な外観!好き!

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焼きだんご以外は、注文するとその場でばあちゃんがあんをたっぷり塗ってくれます。『じんだんだんご』とか『ずんだだんご』という呼び名の方がポピュラーな気がする枝豆あんのだんごは、ここでは『ぬただんご』。ぬたというと酢味噌和えのイメージが強いけど、山形や福島の一部地域ではこっちもぬた!

で、これまたあんがたっぷり!包みを手渡されて「オッ!」ていうくらい重かった。焼きだんご、ぬただんご、あんだんご、ごまだんご、どれでも一本90円。

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「ザ・和菓子!」って感じの甘味じゃなくて「ごまと砂糖を混ぜたよ!」みたいな素朴な美味しさを感じるおだんごだったんだけど、焼きだんごが格別!所謂『みたらしだんご』なんだけど、これまた甘味あっさりで醤油の風味が香りスルスルっと食べれる。普通の『みたらしだんご』を食べた後のようなベッタリした甘さが口に残らない…重さ的には他のだんごに比べちょっとお徳感を得づらいけど、これはクセになる…これを買いに必ずまた三吉屋さんに行くだろうなと思ってしまうような焼きだんごでした。
 

ステレオカセットキングダム

『趣味の製麺』を見ていただいた方々の感想聞いて一安心、イベントでの売上げも上々だったそうで嬉しい。通販関係の業者さんから「これホントに同人誌?」という声もあったそうで、ホッとしてます…家庭用製麺機という特殊な素材ながら、本屋に並んでても違和感ない雰囲気をでっちあげたかったので成功成功。紙モノのデザイナーなわけですが、オールカラーの本一冊丸ごとの仕事なんて初めてだったので内心ドキドキ、今も(デザイン的に)まだまだ胸張れるレベルではないと思っておりますが、とりあえず「文章いいのに、レイアウトで台無し」みたいな声は聞こえてこないので、まあ…しばらくは見本誌を片手にひとり反省会と洒落込みたいと思います。

話しは変わりますが、最近友人のnonsenceさんがブログ『ステレオカセットキングダム』を新設した。FacebookやTwitterのように簡単に更新でき、コメントや「いいね」を気軽にもらえるSNS全盛の今、ブログ新設!ななななな何か、ちょっと感動したよね。ボクのこのブログも決してコメント等反応が多いわけでは無いし、ここを通して仲良くなった人の多くはSNSでも繋がってるので「Facebookで日記書きゃいいんだよな…」という気持ちになった事もありましたが“何かちがう”のだ。気合い入れて長文書いたり写真たくさんのせてみても何も反応無いと「砂浜から波のない海岸に小石を投げ込んでるような気分」になったりするけど、たまにいるんだよね…海の底でボクの投げた小石がコツンコツンと当たってた人が…「ブログ読んでますよ」なんつって声かけてくれる人の中には、ホントに読み込んで色々わかってくれてる方がいて、すごく仲良くなれたりする。実はnonsenceさんもそんな一人だったりして、こうしてここ数日更新してるのは「まだボクも投げてるよ小石」という気持ちの表明なのかもしれない。

そんなnonsenceさん率いる『酔作TV』が、去年の「七日町自主制作映画祭 ~星空上映会~」で最優秀グランプリを獲得し一年越しで授賞式があるというので、見届けに行って来た。おもしろいよね『酔作TV』…山形ローカルのTV局で深夜にでも流したら、結構人気出ると思うんだけどな。

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目録と記念撮影。
 
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