んで“沼ガール”、今週はTVのワイドショーで取り上げていただいた。ジュンは電話インタビューで声の出演、写真も大きく使われワイドショーらしく『うさぎさん(33)』というテロップを入れられていた。取材を受ける数日前から夫婦でみっちり「沼ガールとは何か?」について討論しておいたので、ブレる事なく受け答えをしていた。ワイドショー側としては、お茶の間に伝わりやすいオモシロエピソードや自虐ネタが欲しかったようだが、キッチリバッチリと無いものは無い!ちがうものはちがう!と突き放したので、番組を見た限りではまんまと理解しずらいキャラクターになってしまっていたが…スマン、我々の思うツボである。でも、思ったより好意的…というか、わかりにくい“沼ガール”を伝えるために、映像やイラストや、取り上げていただいた雑誌の紹介も交えるなど一生懸命作っていただけた事を感じありがたく思った。

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「格闘技に例えると森ガールはK-1で、沼ガールはプロレス」という例え話は、ジュンもSPA!の編集者も気に入ってくれてSPA!誌面で使っていただいた。条件項目が厳密に決められ、コミュに入るにも審査が必要な森ガールを“競技”として明確なルールのあるK-1に、ある意味なんでもアリ面白いこと優先“エンターテイメント”なプロレスを沼ガールになぞらえたわけだが、ボク的には故ジャイアント馬場のK-1評「K-1も含めたものがプロレスだ」という意味も含めていたりする。沼ガールは森ガールから生まれ落ちたキーワードではあるが、森ガールのように『ファッション』や『カルチャー』を示唆する存在というだけでなく、それらも含めた『価値観』を指す言葉なのだ。現にmixiの沼ガールコミュにおいてファッションは話題の1つに過ぎず、もっとライフスタイル全般においての「でも、滲み出てきてしまうもの」として多種多用なトピックの中で“沼ガール”について語られている。

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大袈裟に語り過ぎなのは重々承知の上だが、ここまで掘り下げてるからこそ「ゆるい感じのワンピースが好き。だけど『妊婦?』と聞かれてしまう」に説得力が宿るわけです(宿りません。