2010/03/21
休日、8時起床。納豆ごはんで朝食。素早く着替え、ジュンと外出。山形市内でガソリン入れて、村山の愛宕神社へ…実は、1年前から我が家の大荷物として鎮座していたジュンの古い雛人形(七段飾り)をやっとの事で供養してもらいに行くのだ。ジュンが「怖いから」と自分の近くに置くのを拒み続けた結果、実家はもちろん祖父祖母の家を巡り巡って、ついに我が家へ。何度かボクが「開けて見てみたい」と言ったのだが、絶対開けさせてはくれなかった(20年以上開けてないそうだ)…まあ、とにかくデカくて我が家でもかなり邪魔だった。

家を出た時は晴れ間が見えそうな天気だったのに、車を出すと途端に強風と共に暗雲立ちこめ大粒の雨がフロントガラスを叩きはじめた。地図変わりのiPhoneのナビはエラーを連発し、うろ覚えの現地にたどりつけるのか不安になり「これは、もしや雛人形たちの最後の抵抗?」とか思ったあたりで無事到着。雛供養会場へと巨大なダンボール箱を運び、祈祷料を支払う。やけに髪の脂ぎった神主が、現れ「祓いたまえ~浄めたまえ~」と始まった。しばらく眺めていたが、寒くなったのでボクは車に退散、ジュンはやはり何か感ずるものがあるのか「も少しいるよ」とその場に残った。

3b770f61.jpg


ジュンが戻ってきたので、移動して『段々ロング雛まつり』を見物。これだけ並んでるとさすがに怖くないな。周辺に出てる屋台を覗くが魅力的なジャンクフード見当たらず。

7caeb7ab.jpg


東根の『こう路』で昼食。ボクは好きなのだが、ジュンがあまり好きじゃないので久々の来店…12時前なのに満席と相変わらず混んでいる。もやしラーメンは、千葉にいた頃に好んで食べていた『なりたけ』を思い出す味。背脂うまいよ背脂。

ffc4e26c.jpg


ZERO☆23編集部に原稿を届け、運転免許センターでジュンの免許更新。ボクは車の中で、iPhoneに入れてきた半田くんの新しいアルバム用のデモを聴く…おおっ、音もアレンジも前のアルバムより数段進歩してる!歌詞もなかなか良かった…ちょっとジンとした。ラフな部分も残しつつ、ボーカルが前にバチッと出たら半田くんらしくてカッコいいアルバムができるはず!楽しみだ!

新しい免許を手にデデデッと走ってきたジュンを乗せ、買い物へ…ベルで食料品、スポーツ用品店でPUMAのジャージとランニング用の短パン、ジュンにもNIKEのスニーカー買ったった。BOOKOFFで氣志團の写真集、広告批評、bridge、AERA別冊『ニッポンのマンガ』、駕籠真太郎『飛び出す妄想』、魚柄仁之助『知恵のある 和の家 和の食 和の暮らし』購入。酒屋でビール1箱ワイン5本、スーパーで酒の肴関係を買い込んで帰宅。

ジュンが揚げてくれたレバカツをザクザクとかじりながらビール!

810b636d.jpg


DVD『13歳のハゲ男』観賞。13歳なのにハゲで性格もオヤジくさい男子が、いじめられたり仲間ができたり色々あって少し成長し、最後にゴーカート大会で優勝して、言い寄ってきた憧れの美人同級生じゃなくいつも優しくしてくれてた気さくなデブ女子を選んでハッピーエンド!という、いかにもなアメリカンコメディ。おもしろかった。いつもハゲ男の味方になってくれる黒人用務員の“笑えない自虐ネタ”がサイコーだった。

改めてスピーカーで半田くんの新曲たちを聴いて、感想をみっちり書いてメール。眠くなる前にと入浴を済ませ、明日も休みなので晩酌再開。DVD『デメキング』観賞。いましろたかしが脚本を書いたというので「もしや…」と思い見てみたのだが、探検団エピソード中心のやはり中途半端なストーリーだった。蜂屋みたいな何考えてるかわかんないキャラクターって、漫画だと光るけど映画では難しい気がする。頭いいんだか悪いんだかわかんないような、口数少なくてたまにボソリという言葉が妙に哲学を感じさせて深いように思えて、しかし意見を求めるとシドロモドロでベタベタに浅かったりして…ひなびた居酒屋のカウンターに多く生息してるよね、こういう人。ボクは好きだ…なだぎじゃねえだろ。3時頃就寝。

2010/03/22
昼過ぎまで寝てて、毎月原稿終わった後は必ず体調を崩すジュンと共に1日ベッドでウダウダ。夜になり、コマレオへ灯油買いに…いつも通り3缶(@63)。本屋に寄ってジュンの買い物。揚げ物屋で牛タンメンチ、牛タンコロッケ、牛タンハンバーグ購入。

帰宅して、牛タン三種をつまみに晩酌しながらDVD『26世紀青年』観賞。こういう原題無視のパロディタイトルコメディって当たりが潜んでいるんだよな!くらいの気持ちでレンタルしてきたのだが、最高におもしろかった。教養ある夫婦は計画的に一人っ子、もしくは仕事が忙しく子供を作れず…かたや、知能指数の低い夫婦はできちゃった婚やら避妊をめんどくさがり子だくさん!みたいな状況が進んだ結果、500年後のアメリカはバカばかりの国になっていた。という設定なのだが、この“バカばかりの国”というのが、実に妄想センスの光る部分で、ただ「頭悪い」「汚い」というわけでなく、風刺やユーモアが炸裂しつつ(映像に)金もかかっていて、かといって設定にしばられ過ぎておらず適当なとこも垣間見れていい湯加減。

ただオナラをしてるだけの映画が大ヒットし、便座付きカウチに座り目の前に垂れ下がったストローからジュースを飲みながら玉金ネタのTVに爆笑。大統領は元プロレスラーの縮毛矯正ロン毛マッチョ黒人でテーマ曲にのって登場、水飲み場からはゲータレードが出てきて「水はないの?」「水?水ってあの…便所で使ってるアレ?」と怪訝そうな反応をされる。そんな世界に、現代人男女がコールドスリープから目覚めて紛れ込んだら…というストーリーなのだが、ストーリーの核心にも絡むゲータレードネタがボク的には好きだった。アメリカ、バカときたらコーラやらビールが来そうだけど、そうじゃないのね!やっぱゲータレードなのよ。そんで「何でゲータレード?」と聞くと「だって、電解質が…」っていう、いいよね。

e470535c.jpg


FOX NEWSのアナウンサーはマッチョと巨乳、でも話し方はアナウンサー口調(話してる内容は噂話レベル)。みっちり笑って1時頃就寝。