この10年間「旅行どこ行きたい?」と質問すると、まっ先に「沖縄!」と答えてたジュンだが、なんやかんやとボクに説き伏せられ結局、タイやベトナムや台湾へ…今回、体外受精一回目残念でした!という事で気晴らし旅行「どこに?」と聞くと、やはり「沖縄!」そんなわけで、ようやく2泊3日と短いながらも、10年ぶりの沖縄旅行に行って来たのでした。

仙台からの飛行機は相変わらず、定年後のびのび富裕層ジジババや不倫風年齢差カップルばかり!本格的な冬がはじまったばかりの東北から、タイムマシーンで2ヶ月前に戻ったような暖かさの沖縄に3時間で到着!

空港からレンタカーに乗り、渋滞の那覇市内を抜け北谷の『ザ・ビーチタワー沖縄』にチェックイン。思えば、アジア旅行ではいつも格安ツアーなので低ランクのホテル、仙台や東北旅行でも価格重視の安ビジネスホテル利用で、たまに東横インに泊まると「やっぱ、部屋がキレイだと寝つきがイイな~」なんて感動するレベルな我々なので、久々のリゾートホテル然とした佇まいにテンション上がる。

0a30889b.jpg


高層階の広々とした部屋へ荷物を放り投げ、ベットに倒れ込むとそこから陽が沈んでいく海が見える…たまらん!ロケーション良過ぎるぞ。そのままひと寝…とゆきたい気持ちもあったが、夜は短いのだ!と部屋を飛び出す。

81881958.jpg


北谷のアメリカンな商業施設を練り歩く…週末だが、オフシーズンだからか客の姿が薄くて快適。気温はTシャツだけでギリギリいける感じ。雑貨屋でウインドウショッピングを楽しみつつ、夕飯のため良さげな飲食店もチェックする。顔ヌキや面白いマネキンがあるたびジュンに「ほら、一緒に撮っときなさい!ネタになるから!」とけしかけると嬉しそうに並んでる。楽しそうで良かった。

4c053c80.jpg


ホテル隣の沖縄では珍しい温泉施設でひとっ風呂浴びてサッパリし、再び商業施設へ…沖縄そばの店でオリオン生ビール!メキシカンな屋台でオリオン生ビール!23時過ぎると飲食店がほとんど閉まってしまったので、国道近くまで歩いて広いだけが取り柄の居酒屋で〆。部屋に戻ってバタンキュウ。

ec4fcf37.jpg


翌朝は、ビーチの見えるレストランで沖縄料理バイキングな朝食!海に入れるシーズンなら恩納村とか名護の方が良かっただろうけど、どうせ泳げないならホテル付近で遊べた方が…と北谷にして良かった!枕が合わなかったのか首の調子が良くなったので、もう一度昨日の温泉施設で体をほぐしてからチェックアウト。

3802f721.jpg


R58号をひたすら北進して、10年前に入りそびれた『美ら海水族館』へ!道中、朝は晴れてた空が曇り雨が降り出したが、どうにか到着!念願の水族館は、文字通り美しく楽しかった。いつ見てもかわいいチンアナゴが愛らしかった。

d7385ef6.jpg


4461afc8.jpg


5d30cbcd.jpg


c42107ff.jpg


1eb9c069.jpg


帰りは高速を使い、一路那覇へ…レンタカーを返却して国道沿いのビジネスホテルにチェックイン。今夜は昨夜と一転、いつもながらの安くて狭い部屋。すぐに表へ出てプラプラ歩く、国際通り~アケード街を散策。アケード街大好きなので、ついついリンパ浮腫になりやすいジュンの事を忘れて歩き過ぎ、「疲れた、そろそろ夕飯にしない?」と言われてハッとする。

5ed21fd4.jpg


慌てて目星をつけといた店に行ったが、あいにく満席で入れず…次の店はiPhoneナビの誤作動で迷い、歩き回ったあげく全然見当外れの場所に来てしまう。2人してピリピリしながら、さらにそこから距離のある3つ目の候補店に…どうにか入れて、やっとひと安心!ジュンが楽しみにしていたヤギ刺しも無事食べれて雰囲気も和らぐ。2軒目も良店だったが、そこでジュンの足が限界になってしまい、タクシーでホテルに帰還。いやはや、疲れたけど楽しかった!

545f68b9.jpg


最終日、ホテルで朝食をいただきチェックアウト。荷物を担ぎ、今日もアケード街をグルグル徘徊…島ラッキョウやモズク、ジーマーミ豆腐に海ぶどう等買い込み、昼飯は公設市場の2階でいただいた。モノレールで空港~あっという間に仙台着。

a82c03c4.jpg


17650e78.jpg


caf6c6f2.jpg


最終日が一番天気良くTシャツいっちょでも汗ばむくらいだったので、そのまま帰って来たら(当たり前だが)仙台の寒いこと寒いこと!ベルトコンベアー前で荷物を待ってたら後ろから「さむ~い、トランクに上着入れっぱなしなのよね~」という声が…見ればジャケット姿の女性、あなたより薄着のポッチャリ男性が目の前にいるだろうにと思ってると、ベルトコンベアー挟んだ向いにボクより強者のTシャツ短パン男性がブルブル震えてる!さすがに噴き出しそうになった。

高速を使いピュッと1時間ばかりで帰宅。コタツに刺さりゼニを撫でながら、ビールで島ラッキョウ。「楽しかったね」なんてジュンと話す。10年ぶりの沖縄は、相変わらず人懐っこく優しい街だった。今の暮らしも幸せだが、手に届く場所にキレイな海や安くて美味しいビールのある生活も魅力的だ。今度は10年も間を空けずに行こうねと2人で誓い、いつもの安発泡酒を飲み干した。